金沢市にある日本茶と台湾茶の専門店「茶舎 觀壽(ちゃしゃ みこと)」。
金沢らしい情緒ある街並みの主計町茶屋街からほど近い、浅野川のほとりにお店を構えています。
日本と台湾で学んだお茶の魅力を紹介
店主の古谷正寿さんは、日本茶の会社に勤務したのち、妻の江里子さんと台湾に移住。
夫婦ともに現地で台湾茶の文化に触れ、お茶について多くのことを学んだそうです。
そして、帰国後の2016年に「抹茶文化や棒茶文化を育んできた金沢で、お茶を介してゆとりある生活を多くの方に提案したい」と「茶舎 觀壽」をオープンしました。
古谷さんがお茶選びの際に大切にしていることは、「煎が利く(一度の茶葉で複数回淹れられる)」「香気がある」「味わいのバランスが取れている」の3つ。
そして、「余韻(後味)が美しい」お茶を厳選しています。
日本茶は静岡、京都、埼玉、福岡、熊本、茨城など日本各地の生産者を訪ねて仕入れを行い、煎茶から紅茶、烏龍茶、玉露、釜炒り茶まで30種以上の個性豊かなお茶を取り揃えています。
台湾茶も生産者や焙煎師を訪ねて仕入れた烏龍茶と紅茶を中心に10種類以上のお茶を扱っています。
ヒアリングを大切にした試飲サービス
「茶舎 觀壽」では、10時から13時までを「テイスティング(試飲)」、13時から17時までを「喫茶」の時間として営業。
「テイスティング」は、800円で3種類のお茶(日本茶・台湾茶)を試飲することができます。
試飲の際は、古谷さんがお客さんの好みやどんな場面でお茶を飲むかなどを丁寧にヒアリングし、最適なお茶を提案。
それぞれのお茶を3煎目まで味わってもらい、1〜2時間かけてお客さんと一緒に理想のお茶を見つけていきます。
なお、「テイスティング」は事前予約制となっているので電話またはホームページからご予約ください。
上質な喫茶時間を提案
喫茶メニューは、玉露や煎茶、紅茶などの日本茶、東方美人や文山包種といった台湾茶など、同店おすすめのお茶を提供。
店内のカウンター席、または座敷席でくつろぎながらお茶を味わうことができます。
また、温馨杯(おんこうはい)と呼ばれる茶器で飲むお茶もおすすめ。
こちらは煎茶や烏龍茶の茶葉を直接器に入れてお茶を楽しみます。
店頭では常滑焼や萬古焼の上質な急須も販売しています。
「茶舎 觀壽」のお茶はオンラインストアでも購入可能。
ぜひこちらのサイトもチェックしてみてください。
おすすめメニュー
メニュー名 | 料金 |
テイスティング(試飲) | 800円 |
日本茶とお干菓子 | 800円〜 |
台湾茶とお干菓子 | 1,000円 |
温馨杯(おんこうはい)で飲むお茶とお干菓子 | 700円 |
抹茶とお干菓子(ほうじ茶付) | 800円~ |
基本情報
店名 | 茶舎 觀壽(ちゃしゃ みこと) |
電話 | 070-3982-0463 |
住所 | 石川県金沢市彦三町1-9-66 |
アクセス | 近江町市場から徒歩7分、金沢駅から徒歩20分 |
営業時間 | 試飲 10:00~13:00 喫茶 13:00~17:00(L.O.16:00) |
定休日 | 木・日・祝日 |
HP | https://chashamikoto.com/ |