”お茶淹れ”を競うコンテスト
お茶のプロや淹れ手が技術とパフォーマンスを競い合うコンテスト「淹茶選手権」。
日本茶を淹れる行為”淹茶(えんちゃ)”にフォーカスし、その価値を確立し、次世代に繋げていくことを目的に「一般社団法人淹茶計画」が立ち上げたコンテストです。
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淹茶の輪を広げる「一般社団法人淹茶計画」
「一般社団法人淹茶計画」は、「あの人が淹れるお茶が飲みたいをつくる」をミッションに、魅力的なお茶を淹れる人が脚光を浴び、増えていくことを目指して活動している団体です。
「淹茶選手権」の開催を中心に、淹茶の映像コンテンツの制作や淹茶コミュニティの創出などを手がけています。
第一回大会となった「淹茶選手権2022」は、2021年12月に九州予選、2022年1月に静岡予選が開かれ、2022年2月に予選を勝ち上がった5名の出場者によって、東京本戦が開催されました。
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出場者に求められる技術力と表現力
「淹茶選手権」では「課題茶部門」と「フリースタイル茶部門」の2つの競技が行われ、その合計点で順位を決定。
「課題茶部門」は、茶葉、急須、湯呑みなどは運営側が指定したものしか使えないというルールを設け、お茶への深い理解と淹れる技術が問われる競技になります。
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一方の「フリースタイル茶部門」は「課題茶部門」と違い、出場者が茶葉や茶器などを自由に選ぶことが可能。お茶を淹れる技術に加え、芸術性やエンターテイメント性が重視されます。
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「淹茶選手権2022」では、様々なスタイルの淹茶が披露され、出場者のお茶に対する情熱が伝わるパフォーマンスも数多く見られました。
記念すべき第一回大会で、優勝にあたる最優秀淹茶賞を獲得したのは佐々木香織さん。2位の優秀淹茶賞には、サイフォンを使った淹茶で注目を集めた宇野明日真さんが輝きました。
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「淹茶選手権2022」の様子はYouTubeで楽しむことができるのでぜひご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=o5QvGAHOots
一般社団法人淹茶計画
公式ウェブサイト encha.jp