全国の製茶問屋の若手茶師などが出場し、お茶の審査力を競う「全国茶審査技術競技大会」。
全国茶業連合青年団が主催する”闘茶会”と呼ばれる競技会です。
茶業者のお茶の審査技術・鑑別能力を高めることを目的に、1956年から毎年開催されています。
本大会には全国の茶産地で開かれる予選会を勝ち抜いた茶師が出場して行われます。
競技は、品種当て・茶期当て・産地当て・飲用による産地当ての4項目で実施。
産地当て審査では、お茶を飲まずに葉の形や香りだけで産地を特定し、お茶の審査・鑑別力を競います。
これら審査の結果をもとに順位を決定。最高位には「茶審査技術十段」、通称”茶師十段”の段位が与えられます。
茶師十段に認定されている茶師は、2020年の時点で15人と言われています。
リモートで行われた2021度の競技大会の動画をご覧ください。