お茶をテーマにしたレストラン・カフェ・ホテルを運営する「1899」と「日本茶生活」が共催でお届けする”日本茶の学び”にフォーカスした「日本茶アカデミー」 が5月からスタートします。
毎月、日本茶業界の最前線で活躍するプロフェッショナルをゲストに迎え、日本茶の世界を深く、楽しく学んでいく体験型セミナーです。
5/9(金)に開催する、記念すべき第1回のテーマは「茶商の仕事」。
講師は、江戸時代から続く東京の日本茶専門店「大佐和老舗(おおさわろうほ)」の八代目 茶商・大澤一貴さんです。
東京で働く“若⼿茶商”の裏側とは?
「茶商」という存在をご存知でしょうか?
茶葉の買い付け、審査(拝見)、合組(ブレンド)……
日本茶業界を支える重要なプロフェッショナルである一方で、その詳しい仕事内容についてはあまり知られていません。
今回の「日本茶アカデミー」 では、東京で活躍する若手茶商・大澤一貴さんをお招きし、リアルトークと体験ワークショップを通じて、茶商の仕事の奥深さに迫ります。

プログラム内容
【前半】トークセッション「茶商が語る」
新茶期に産地を奔走し、新茶の仕入れを終えたばかりの大澤さんが、茶商という仕事の実際を熱く語るトークセッション。
・茶商の役割とは?
・産地での茶葉の仕入れとは?
・合組の魅力とは?
・伝統を守る茶商の矜持とは?
普段は語られない現場の裏話から、茶商としての想い、生い立ちまで。
お店では出会えない「素顔の茶商」に触れられる、貴重な学びの時間です。

【後半】ワークショップ「茶商の仕事に触れる」
茶葉を仕入れた茶商が最初に行う作業が「拝見(はいけん)」です。
後半のワークショップでは、茶葉の色、香り、味などを複数の観点から審査し、品質を見極めるこの「拝見」の一部を体験していただきます。
大澤さんのレクチャーのもとで、煎茶の原料である「荒茶」と、完成品の「仕上げ茶」を比較しながら、4種類の今年の新茶(静岡産・鹿児島産)を見る・嗅ぐ・飲むことを通して、茶商の仕事に触れることができます。

日本茶アカデミーはこんな方におすすめ
・日本茶インストラクターや日本茶アドバイザーを目指している方
・日本茶のブランドやお店の立ち上げを検討中の方
・茶業界でキャリアを築きたいと考えている方
・趣味として日本茶の世界をより深く楽しみたい方
【講師】大澤一貴(おおさわ かずき)
1985年、東京都生まれ。江戸時代から続くお茶屋「大佐和老舗」の八代目として生を受ける。学業修了後、茶業の道に入る。京都丸久小山園での修行の後、大佐和老舗に入り、七代目 大澤克己のもとで茶業を学ぶ。2020年、大佐和老舗の命を受け「MYE blend tea atelier」を立ち上げ、東京を代表する茶商となるべく研鑽を積む。東京都茶業組合員・青年団員・茶師六段・日本茶インストラクター

イベント概要
開催日時:2025年5月9日(金)19:00-21:00(受付開始 18:00)
会場:CHAYA 1899 TOKYO(東京都港区新橋6-4-1 HOTEL 1899 TOKYO 1F)
参加費:3,850円(税込)
定員:10名
申し込み:https://nihonchaacademy01.peatix.com
共催:1899 ・日本茶生活
イベントの流れ
18:00 受付開始
19:00 イベント開始
19:05〜19:40 トークセッション
19:45〜20:30 ワークショップ
20:30 大澤さんと参加者の交流会
21:00 イベント終了
※18:00〜19:00は「CHAYA 1899 TOKYO」の店内でお茶を飲みながらゆっくりお過ごしいただけます。
※スケジュールは変更になる場合があります

【1899】
「ホテル龍名館 お茶の水本店」のメインダイニング「レストラン1899 お茶の水」として、2014年に誕生した「1899」。龍名館が旅館時代から培ってきた会席料理にお茶を取り入れ「茶を食す」新しい和食体験を提供しています。2018年、国内外より多くの人たちに、お茶のあるライフスタイルと出会っていただきたいという想いを持って、「ホテル1899東京」を開業。「1899」で過ごす時間を通して、心の満足を提供しています。
https://1899.jp/
【日本茶生活】
日本茶生活は、日本茶の淹れ手・伝え手として活動するプロフェッショナル集団です。”新しくて楽しい日本茶の世界をナビゲート”をテーマに、日本茶に特化したメディアとイベントを運営。作り手とファンを繋ぎ、日本茶の魅力を様々な場所で発信しています。
https://nihonchaseikatsu.com/