国際日本茶協会が主催する「日本茶カンファレンス2025」が2025年7月19日(土)に東京・お台場の東京国際交流館で開催されます。さらに翌週の7月26日(土)は会場を京都に移し、同様のプログラムで開催予定です。
2023年にスタートし、3回目となる本イベント。革新的な日本茶の取り組みを行っているキーパーソンたちによる講演をはじめ、留学先で日本茶の普及活動を行う日本茶エバンジェリストの活動報告、日本各地のお茶を楽しみながらお茶関係者と交流できるティーパーティーが催されます。

国際日本茶協会は、世界中の日本茶好きが集まり、お茶を楽しみ、日本茶の魅力を世界へ広めていくことを目的に2019年に設立されました。日本茶に関する最新情報の発信をはじめ、海外でのさまざまなセミナーやイベントを開催しています。
そんな国際日本茶協会が、「日本茶の未来を創造し、未来に出会える2日間」をテーマに開催する「日本茶カンファレンス」。国内外で活躍する日本茶関係者に出会い、グローバルな視点で日本茶の今とこれからについて考える絶好の機会です。

プログラム
日本茶イノベーターの講演

【東京会場】
「日本お茶割り協会」の多治見智高さんが、お茶とアルコールを組み合わせた新感覚カクテル「お茶割り」の魅力を紹介。「龍名館」の濱田裕章さんは、ホテル業界における日本茶を活かしたおもてなしについて語ります。「Yunomi.life」のイアン・チュンさんは、日本茶の海外輸出と新サービス開発への取り組みを紹介します。



【京都会場】
「静岡大学」の一家崇志さんは、DNAを活用した新たな茶品種開発の研究を紹介。「AOBEAT」の辻せりかさんは、自然の中でお茶を楽しむお茶テラス「茶の間(chanoma)」プロジェクトについて紹介します。「緑碧茶園」の興梠洋一氏さんは、日本茶の栽培地域を北へ広げる挑戦について語ります。



日本茶カタリストによる講演
「日本茶カタリスト」と呼ばれる各国で日本茶を教え、伝え、広める活動を行っている人物による講演。活動報告とともにヨーロッパ・北米・中東・アジアにおける日本茶の最新動向と今後の可能性を紹介します。
【東京会場】
イタリアで「La Finestra sul Tè」を運営するNicoletta Tulさんがイタリア国内での日本茶の広がりと動向を、Hyunhee Changさんが韓国の状況を語ります。さらにカナダで「Thés Guru」を運営するHan Leさんがカナダの日本茶事情を紹介します。



【京都会場】
ドバイを拠点に活動する「Ikigai-shu」のViktoryia Tomaさんがドバイにおける日本茶の最新トレンドを紹介。バンクーバーを拠点に「Teakan.co」を運営しているJanice Chanさんがカナダにおける日本茶の現状、ベルギーで活動する「The Tea Circle」のCinzia Merlinさんは、ベルギーと西ヨーロッパにおける日本茶に対する関心の高まりについて発表します。



日本茶エバンジェリストによる活動報告
「日本茶エバンジェリスト」として活動した学生たちが登壇し、活動報告を行います。
この1年間で30名の「日本茶エバンジェリスト」が15か国で活動。留学先の国々で日本茶を紹介し、現地の人々にその魅力を伝えてきました。それぞれの地域で行った活動や現地での体験について紹介します。

スケジュール
12:30 受付開始
13:00 カンファレンス開始
13:30 日本茶イノベーターの講演
15:10 ティーパーティー
16:30 日本茶カタリストの講演
17:20 日本茶エバンジェリストによる活動報告
18:30 カンファレンス終了
※両会場(東京・京都)とも同じ
イベント概要
【東京会場】
開催日時:2025年7月19日(土)13:00-19:00
会場:東京国際交流館(東京都江東区青海2-2-1)
【京都会場】
開催日時:2025年7月26日(土)13:00-19:00
会場:京都市国際交流会館(京都府京都市左京区粟田口鳥居町2-1)
参加費/無料
申し込み/https://gjtea.org/jp/japanese-tea-conference/
問い合わせ/info@gjtea.org(国際日本茶協会)、090-6129-6184(担当 松本)
主催/日本茶業体制強化推進協議会
運営/一般社団法人 国際日本茶協会
後援/農林水産省