2025年7月15日(火)、東京・大手町の「MY Shokudo Hall & Kitchen」にて、台湾茶の多様な魅力と可能性を提案する商談会「モダン台湾茶セレクション2025」が開催されました。本イベントは、台湾の台灣區製茶工業同業公會(台湾製茶組合)の主催、台湾農業部の後援によるもので、日本のバイヤーや飲食業界関係者を対象とした招待制イベントです。

台湾茶×食のマリアージュに驚きと発見
会場には、台湾から7社の台湾茶メーカーが来日。烏龍茶や紅茶などの伝統的な製品に加え、スパークリングティーやボトリングティーなど新感覚の商品も登場しました。

「台湾茶と食の新しい関係」をテーマに開催された本イベント。注目のプログラムは、東京・広尾のフレンチレストラン「エピス」のオーナーシェフ・菅野智子氏による台湾茶を使った創作料理とのペアリング体験です。食のプロならではの視点で台湾茶の魅力を再構築し、来場者に深いインパクトを与えていました。

例えば、ジャスミン茶に合わせた「蟹とオニオンのミニタルト」や、凍頂烏龍茶と共に提供された「ひとくち蕎麦と夏野菜のグリル」。デザートでは、白烏龍茶を練り込んだムースやサブレ、蜜香紅茶とともに味わうパッションフルーツの台湾ティーケーキなど、いずれも香りと味の相乗効果が際立つペアリングが披露されました。

台湾茶産業の未来に向けた覚書調印式も実施
イベントの幕開けを飾ったのは、台湾製茶組合・陳雲康(ちん・うんこう)理事長による開会の挨拶。続いて、台北駐日経済文化代表処農業部・蔡淳瑩(さい・じゅんえい)次長によるスピーチが行われました。

続いて行われたのは「日台茶産業連携に関する覚書」の調印式です。日本の展示会運営会社TSOインターナショナルと台湾製茶組合との間で「日台茶産業連携に関する覚書」が調印されました。台湾茶のさらなる市場拡大に向け、イベントの共同開催や情報共有を進める意欲的な一歩となりました。

出展者それぞれの個性が光るプレゼンテーション
その後スタートしたのが、出展7社によるプレゼンテーションと、台湾茶と創作料理のペアリング体験です。それぞれの企業が自社の商品の特徴や開発背景、日本市場への思いをバイヤーたちに向けて語りました。

たとえば、ボトリングティー「HEMEL」を手がける統喜企業有限公司は、商品開発における日本市場への強い意識を語りました。

また、協裕製茶工廠のプレゼンテーションでは、鉄観音烏龍茶とライチ紅茶を使った前菜のペアリングを紹介。それぞれの企業が独自の視点で台湾茶の新たな価値を提示しました。

また、スパークリングティーを紹介した東久生技股份有限公司のプレゼンテーションでは「こうした商品がレストランのシーンでどう活用できるか」という視点からシェフ・菅野氏のコメントも加わり、参加者の興味を惹きつけました。

商談会では活発な交流も
イベント後半には、出展企業7社によるブース展示と商談会が行われました。各社のブースでは、それぞれの代表や担当者が製品の特徴や開発背景を紹介しながら、訪れた参加者に向けて丁寧な説明を行っていました。

会場には台湾茶の多様なアイテムが並び、試飲が提供されました。参加者は実際に香りや味わいを確かめながら、製品について詳しく理解することができる貴重な機会となりました。

ただ商品を見るだけでなく、出展者たちの背景や想いを直接聞くことができる対話の場として、この商談会は参加者にとって非常に実りある時間となったようです。

開催概要
モダン台湾茶セレクション2025
開催日時:2025年7月15日(火)14:00〜17:00(受付開始13:30)
会場:MY Shokudo Hall & Kitchen(東京都千代田区大手町2-6-4 TOKYO TORCH 常盤橋タワー3F)
主催:台灣區製茶工業同業公會
後援:台灣農業部
出展企業:
• 統喜企業有限公司(トウキ)
• 協裕製茶工廠(シェユー製茶工場)
• 台祥茶業有限公司(タイショウ茶業)
• 遊山茶訪茶業有限公司(ユウザンチャホウ)
• 東久生技股有限公司(ドンジオバイオテクノロジー)
• 品香茶業股份有限公司(ピンシャン茶業)
• 新鳳鳴茶業有限公司(シンフォンミン茶業)






