【2022年7月1日付け】気になる最新の日本茶関連ニュースをピックアップ

6月下旬にリリースされたお茶に関するプレスリリースから気になる話題をピックアップ。
新宿にオープンした注目店や7月上旬に開催されるイベント情報などをご紹介。
今回は夏にぴったりのお茶のかき氷に関するニュースが豊富です。

【静岡発】お茶×かき氷の”茶氷”が楽しめる「茶氷プロジェクト」が静岡県全域で7月1日(金)よりスタート

かき氷を通じて静岡茶の魅力を発信する「茶氷(ちゃごおり)プロジェクト」が2022年7月1日(金)よりスタートしました。
静岡県中部の観光地域づくりに取り組む「公益財団法人するが企画観光局」が主催する本イベント。
「かき氷というカタチで多くの方に親しんでもらいたい」という想いから2018年に始動。
県内のお茶屋や飲食店などが参加し、お茶を使ったかぎ氷メニューを提供します。

5年目となる今年は新たに17店舗が加わり、静岡県中部エリアを中心に57店舗が参加。
茶園や地域によって異なるお茶の風味を生かしつつ、地域ならではの特産品や食トレンドを取り入れた個性的な「茶氷」を各店舗で楽しむことができます。

いまや静岡の夏を彩る風物詩となっているという「茶氷プロジェクト」。
若者からファミリー・シニアまで楽しむことができます。
ぜひ静岡に行った際にはチェックしてみてください。

「茶氷プロジェクト」 概要  
期間 /2022年7月1日(金)~9月30日(金)
実施エリア/静岡県内全域(三島~浜松まで)
公式HP/https://chagori.com

【東京発】かき氷に特化した和カフェ「茶寮 億万(さりょう おくまん)」が新宿に6月16日(木)オープン

2022年6月16日(木)、かき氷に特化した和カフェ「茶寮 億万(さりょう おくまん)」が東京・新宿にオープンしました。
プロデュースを手掛けたのは有名かき氷店で店主を務めてい和菓子職人の江良保正氏。
かき氷ブームの立役者の一人とも言われる人物です。

自家製ほうじ茶シロップ・こし餡・自家製ほうじ茶ゼリーが盛られたかき氷「ほうじ茶(1210円)」や、宇治抹茶・自家製粒餡・自家製抹茶ゼリーを使用した王道のかき氷「宇治金時(1210円)など、餡やゼリーなど自家製にこだわった至極のかき氷が登場。
職人の手で削られたかき氷は口の中でふわっととけ、頭が痛くなることもありません。

かき氷だけでなく、宇治抹茶を使ったパフェやケーキ、期間限定の特別メニューも用意。
ドリンクは抹茶をはじめ、煎茶や玄米茶、和紅茶などデザートとの相性抜群のお茶をラインナップ。

部屋は全席個室で伝統芸能の組子で囲まれた煌びやかな空間。和モダンな雰囲気の中、かき氷とお茶をゆっくりと味わうことができます。

店舗情報
住所/東京都新宿区新宿3-36-12 杉忠ビル 4F
アクセス/JR新宿駅東南口徒歩1分、西武新宿駅徒歩4分
営業時間/9:00〜16:00
席数/120席
公式インスタグラム/https://www.instagram.com/saryou.okuman

【静岡発】静岡県島田市観光協会がシティプロモーション「島田の緑茶縁日」を東京駅で7月8日(金)から開催

静岡県島田市観光協会は、シティプロモーションイベント「島田の緑茶縁日」を2022年7月8日(金)から14日(木)まで、東京駅イベントスペース「スクエアゼロ」で開催します。

シティプロモーション「島田市緑茶化計画」の一環で開催される本イベント。
島田市の緑茶をテーマに、オリジナル緑茶ブランド「Green Ci-Tea」の7種の緑茶と緑茶ハイ、7種の緑茶ソフトクリームと緑茶かき氷、4種の緑茶スイーツを販売します。

そのほか島田市の緑茶関連商品や日本酒をはじめとする地域の逸品も登場。
会場では緑茶スマートボールや緑茶射的、緑茶輪投げに緑茶ダーツなどの遊びも提供し、緑茶づくしの縁日を彩ります。

期間中は島田市内の各製茶メーカーごとのお茶の販売や、島田市観光協会による「体験プログラム・緑茶観光」や「大井川でやるべき100のこと」などの観光紹介ブースも設置します。

イベント概要
場所/東京駅イベントスペース「スクエアゼロ」
開催日時/2022年7月8日(金)13:00〜20:00、7月9日(土)〜13日(木)11:00〜20:00、7月14日(木)11:00〜18:00
主催/島田市観光協会
https://www.city.shimada.shizuoka.jp/gyosei-docs/ryokuchaennichi.html

【京都発】福寿園のブランド「Needle to Leafからお茶の葉を釉薬に再利用したマグカップが登場

京都の老舗茶舗「福寿園」がプロデュースするブランド「Needle to Leaf(ニードル・トゥ・リーフ)」からお茶の葉を釉薬に再利用したマグカップ「抹茶を楽しむ お茶の葉マグカップ」が登場。
2022年6月17日(金)よりクラウドファンディングサービス「Makuake」で販売をスタートしました。

京都在住陶芸作家の竹村繁男氏とのコラボレーションによって誕生したこちらのマグカップ。
竹村氏は、これまでに様々な草木で作った釉薬を塗った作品を制作し、灰釉のスペシャリストとしても知られる作家です。
竹村氏は今回の制作プロジェクトのために茶葉の灰を一から研究。杉やクヌギ、稲藁などの植物を燃やし、出た灰を使って釉薬を作る伝統的な技法を使い、お茶の製造工程で取り除かれた茶葉を灰にし、釉薬を作り出しました。

今回、自宅やオフィスでカジュアルに抹茶を楽しめる3色のマグカップが発売。
従来のマグカップよりも丸みがあり、茶筅が振りやすく、取手には指が3本入るため、安定して抹茶を点てることができます。
マグカップの縁は厚みがあり、口あたりがよくなっています。
詳細はクラウドファンディングページをチェックしてみてください。

Makuakeクラウドファンディングページ
https://www.makuake.com/project/needle-to-leaf

【埼玉発】官民農コラボで実現した「入間市版Chabacco(ちゃばこ)」が7月6日(水)に発売

茶業の活性化を目指す「株式会社クラフト・ティー」は、入間市産の狭山茶のPRのために、入間市及び入間市内の狭山茶生産者である「有限会社池乃屋園」と連携し、「入間市版Chabacco」を2022年7月6日(水)より販売します。
「Chabacco」は、タバコサイズの箱にタバコを模したスティックタイプの粉末茶を入れたお茶のおみやげ。
静岡県を中心に全国60ヶ所以上の売店や自動販売機で販売されています。

今回の取り組みは「官・民・農」の連携事業として実施。
狭山茶の主産地である入間市から入間市オリジナルデザインの「入間市版Chabacco」を販売し、入間市産の狭山茶をPRすることを目的にしています。
「入間市版Chabacco」のデザインには、入間市のマスコットキャラクター「いるティー」と、入間基地の航空祭を表現した「ブルーインパルス」を起用。
商品は「三井アウトレットパーク 入間」に設置された自動販売機のほか、入間市役所の商工観光課内や1階販売所で販売されます。

商品概要
内容/粉末緑茶1g × 8本(入間市産 狭山茶)
販売価格/1箱600円(税込)
https://crafttea.co.jp/

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