7月上旬に発表されたお茶に関するプレスリリースやニュースから気になる話題をピックアップ。
注目の新商品や新規オープン店の情報などをご紹介します。
【大阪発】「CAFE大阪茶会」が英国・LUXlife誌が選ぶ「Best Tea & Pottery Company」を受賞
2022年6月、大阪の日本茶カフェ「CAFE大阪茶会」が、イギリスのラグジュアリーライフスタイル誌『LUXlife Magazine』が選ぶ2022レストランアワード部門の「Best Tea & Pottery Company」を受賞しました。
『LUXlife Magazine』は、フード&ドリンク、ホテル&リゾート、ヘルス&ビューティーなど、様々な分野におけるハイエンドなライフスタイルを取り上げたイギリスの雑誌。ヨーロッパをはじめ、北米、南米、アジアなど世界中で購読されています。
同誌では2016年から毎年、特定の分野において優れた店舗やブランドを世界中から選び、表彰するアワードを開催してきました。
「CAFE大阪茶会」は大阪市北区の天神橋筋商店街にある日本各地のお茶とうつわが楽しめる和カフェ。
コロナ前には欧米を中心に世界各国からお客さんが訪れ、外国人観光客からも支持される人気店となっていました。
今回の受賞は、過去に来店した外国人観光客が『LUXlife』の本アワードに推薦したことがきっかけになったようです。
【京都発】京の極みを堪能できるホテル「THE HOTEL HIGASHIYAMA」が京都市内に7/7(木)オープン
2022年7月7日(木)、京都市東山区に「THE HOTEL HIGASHIYAMA by Kyoto Tokyu Hotel(京都東急ホテル東山)」が開業しました。
「THE HOTEL HIGASHIYAMA」は、「京の極み 東に宿る」をコンセプトに、文化・芸術施設が多く集まり、多様な文化を感じられる京都・東山の地に誕生。
日本人の心に引き継がれる美を様々な形で感じられる滞在を目指したホテルです。
滞在体験をより豊かに彩るロビーフロアにはティー&バー「Sarei produced by Gion Tsujiri」を併設。
歴史と伝統を感じる洗練された空間で、1860年創業の老舗「祇園辻利」のプロデュースによるボトリングティーやオリジナルメニューのほか、宇治茶体験講座といったワークショップを楽しむことができます。
客室内のアイテムにも日本茶へのこだわりが光る同ホテル。
職人が桐を組み合わせて手作業で製作したオリジナル茶箱が設置され、陶芸家・寺内信二氏の急須と湯呑茶碗、日本茶が入っています。
「THE HOTEL HIGASHIYAMA」では、京都ならではの美意識に触れられるオリジナルプログラム「京いろは」を用意。神社仏閣の特別公開・特別拝観、漆器・窯もの・工芸等の制作体験、出汁・京菓子といった食にまつわるセミナーなど、ホテル内外で京都ならではの様々な文化体験が楽しめます。
ホテル概要
所在地/京都市東山区三条通白川橋東入三丁目夷町175-2
客室数/168室
アクセス/京都市営地下鉄東西線・東山駅より徒歩4分、 JR京都駅よりタクシーで約20分、名神高速道路・京都東ICより約15分
HP/https://www.tokyuhotels.co.jp
【東京発】「煎茶堂東京」が本格CBD緑茶のティーバッグを7/6(水)に新発売
シングルオリジン煎茶専門店「煎茶堂東京」は、CBDを茶葉自体にしみ込ませる製法を用いたティーバッグ煎茶を2022年7月6日(水)に発売しました。
オンラインストアと煎茶堂東京銀座店で展開しています。
本商品は、 植物由来の天然成分「CBD(カンナビジオール)」を含んだティーバッグタイプの緑茶です。
「煎茶堂東京」によると、これまでのCBDのお茶の製造方法は、粉末状のCBDをお茶に混ぜる方法が主流だったとのこと。
しかし、その方法ではCBDがお湯に溶け切らずに必要量を効率的に摂取することができなかったといいます。
今回の商品では、従来とは異なる新製法を採用し、CBDを溶解・茶葉自体にしみ込ませて仕上げることで、より手軽に効率的な摂取が可能となりました。
味・香りに優れたハイクオリティなCBD煎茶は、日々飲み続けられることを重視。
茶カテキンによる抗酸化作用や香りによる癒やしの相乗効果で、無理なくCBDを生活に取り入れることが可能だといいます。
なお、茶葉は国産一番茶のみを使用したこだわりのお茶を使用しています。
商品概要
内容量/ティーバッグ10個入
価格/2,160円(税込)
オンラインストア/https://shop.senchado.jp/products/1179
【静岡発】静岡市にティースタンド「aardvark tea Astand」が7/14(木)にオープン
茶畑のプライベートテラス「茶の間」など、茶を活用した多様な事業を展開している「株式会社AOBEAT」。
同社はお茶×ボタニカルの新ブランド「aardvark tea(アードバークティー)」を立ち上げ、2022年7月14日(木)にティースタンド「aardvark tea A stand」を静岡市内にオープンします。
「aardvark tea」は、「美味しく、ヘルシー、オーセンティック」をテーマに、ちょっとした刺激と遊び心を大切に、シーンに合った調合と形態で、お茶を提案していくブランド。お茶にハーブやスパイスを組み合わせたボタニカルティーを展開します。
メニューは煎茶や釜炒り茶をベースに、ボタニカルで解釈した4種のドリンクを展開。
季節限定でかき氷やスイーツなど多様なメニューも販売します。
また、給茶ボトルサービスの展開も今後予定しているそうです。
店舗情報
住所/静岡県静岡市葵区宮ヶ崎町76 浅間通り商店街内
電話/054-293-5892
営業時間/9:00〜19:00
定休日/不定休
Instagram/@aardvarktea_astand
HP/https://aardvarktea.jp
【島根発】松江の銘菓と抹茶が楽しめる「出雲国ご縁茶寮」が7/16 (土)から7/18(祝・月)まで東京・日比谷で開催
東京・日比谷にある「日比谷しまね館」で2022年7月16日 (土)から7月18日 (月・祝)まで、島根・松江の味を楽しめるイベント「出雲国ご縁茶寮」が開催されます。
京都や金沢と並び「日本三大菓子処」に数えられる島根県松江市。
市内には多くの老舗和菓子店がお店を構えています。
「出雲国ご縁茶寮」は、松江のお菓子を楽しみ、松江の暮らしに根付く「茶の湯文化」に触れ、これまで知らなかった島根の魅力を知ることができるイベントです。
本イベントでは松江を代表する銘菓「若草」の老舗和菓子店「彩雲堂」とコラボし、復刻版の「若草」とともに、松江の老舗茶屋「中村茶舗」の抹茶を提供します。
会場では、対象商品(彩雲堂のお菓子/ご縁カフェコラボメニュー)を1,000円 (税込)以上お買い上げの方、各日先着30名(合計90名)に、ご縁グッズと出雲路の観光ガイドブックがプレゼント。
ぜひ足を運んでみてください。
イベント概要
期間/2022年7月16日(土)~7月18日(月・祝)
時間/11:00~18:00
会場/日比谷しまね館(東京都千代田区有楽町1-2-2 日比谷シャンテ地下1階)
URL/https://www.shimanekan.jp/events/event/8048