埼玉県さいたま市にある日本茶専門店「茶 岡野園(おかのえん)」。
JR宇都宮線の東大宮駅から徒歩で2分ほどの場所にお店を構えています。
家族で営む”現代の町のお茶屋”
昭和28年(1953年)の創業以来、親子三代に渡ってお店を営んできた「茶 岡野園」。
埼玉県の名産である狭山茶と茶道具を扱う専門店として多くのお客さんに親しまれています。

”現代の町のお茶屋”として、伝統を守りながら現代の生活に寄り添ったお茶を提案。
「狭山茶(煎茶)」、「ほうじ茶」、「抹茶入り玄米茶」、「抹茶」という4種類のお茶にこだわり、商品を展開しています。

守り続ける伝統の製法と味わい
埼玉県所沢市三ヶ島の契約農家から直接仕入れている「狭山茶」。
甘みが凝縮された肉厚の茶葉を、狭山茶伝統の「狭山火入れ」と呼ばれる強めの火入れで仕上げており、滋味深い味わいが魅力の煎茶です。

「狭山茶」は注文を受けてからお客さんの前で量り売りをしています。

「ほうじ茶」は昔ながらの焙煎機を使い、少量ずつ丁寧に焙煎しています。

現在は3代目の岡野尚美さんが、祖父である初代・岡野嘉一郎さんからほうじ茶の製造を継承し、創業当時から変わらない直火製法を守り、ほうじ茶を作っています。

「ほうじ茶」は、定番人気のほうじ茶「自家焙煎ほうじ茶」と、茎茶を2度焙煎し、甘みとコクを引き出した深炒りほうじ茶「かさねほうじ茶」の2種類を販売しています。

「茶 岡野園」では、「炒りたての香りをお客さまに届けたい」と、炒りたてのほうじ茶を焙煎してから3日以内に自宅まで届けてくれる「炒りたて定期便」も展開。こちらのサービスについては同店のオンラインストアをご覧ください。
「抹茶入り玄米茶」も嘉一郎さんから受け継いだ調合をベースに、尚美さんの手によって生み出されています。

宇治抹茶をふんだんに使い、国産玄米の芳ばしさと豊かな風味が特長のお茶です。
現代の生活に寄り添ったお茶
2023年3月に春季限定の「桜緑茶」を新発売。
「狭山茶(煎茶)」に、香り豊かな桜葉と八重桜の花びらを合わせたドリップバッグタイプのお茶です。

なお、ドリップバッグタイプのお茶は「狭山煎茶」、「ほうじ茶」、「玄米茶」を定番展開。
湯呑みやマグカップにドリップをセットし、お茶を注ぐだけで、急須で淹れたような本格的な味わいが楽しめる人気商品です。

パッケージデザインも魅力的でギフトにもおすすめです。
茶の湯の文化も紹介
店頭では、宇治抹茶や茶碗などの茶道具を販売。
茶道を始めたての人向けの道具も取り揃えています。

茶室では尚美さんの母である2代目・初美さんが中心となり、茶道教室やお茶会が開催されています。
親子三代で狭山茶の魅力を伝え続けてる「茶 岡野園」。
商品はオンラインストアでも購入できるのでぜひチェックしてみてください。
基本情報
店名 | 茶 岡野園(おかのえん) |
電話 | 048-665-2100 |
住所 | 埼玉県さいたま市見沼区東大宮4-7-7 |
アクセス | JR宇都宮線 東大宮駅から徒歩2分 |
営業時間 | 10:00〜19:00 |
定休日 | 木曜 |
HP | https://okano-en.com/ |