2019年オープンの焼き芋カフェ
東京・杉並区にある「OIMOcafe善福寺(オイモカフェ ゼンプクジ)」。
JR吉祥寺駅から徒歩で15分ほど、閑静な住宅街の一角にお店を構えています。
同店は、埼玉県三芳町のさつまいも農家「むさしの自然農場」が手掛ける焼き芋専門店。
三芳町はさつまいも農家の直売所が軒を連ねる芋街道があるなど、全国有数のさつまいも産地として名を馳せています。
はじまりは農家のお茶の時間
「OIMOcafe善福寺」では、“お芋と向き合う”をテーマに、芋焼き師である店主の大和田さんが作る焼き芋とこだわりの煎茶を提供しています。
店主の大和田さんによると、三芳町のさつまいも農家さんは3時の休憩時間になると、みんなで焼き芋を食べ、煎茶を飲み、団欒の時間を楽しんでいるのだそう。
同店のはじまりは、農家さんのそんな休憩時間。
大和田さんは、お店でも畑と同じように「焼き芋と煎茶でみんなが笑顔になれる時間や空間をつくれたら」という想いを抱いて、2019年に「OIMOcafe善福寺」をオープン。
焼き芋とお茶を通して人が集まるコミュニティの場を目指して運営しています。
さつま芋のおいしさを追求
「OIMOcafe善福寺」のメニューには「むさし野自然農場」をはじめ、全国から仕入れた上質なさつま芋を使用。
看板メニューの「つぼ焼き芋」は、専用の壺に芋を入れ、焼き時間や壺内温度などを微調整しながら炭で一本一本焼き上げています。
しっとりした食感と深い甘みが特徴の品種「シルクスイート」や焼き芋らしいホクホク食感が魅力の「むさしこがね」などが味わえます。
“焼き芋をおやつから上質なデザートに”をコンセプトに、さつまいも本来のおいしさを最大限に引き出したスイーツも展開。「冷やし焼き芋」や「冷やし焼き芋ブリュレ」などがメニューに並びます。
煎茶へのこだわり
煎茶は、狭山茶の産地である地元の生産者と静岡の生産者から仕入れたお茶をセレクトしています。
埼玉のお茶は狭山茶ならではの深い味わい。静岡のお茶は、特徴的な香りを持つ品種「香駿」の茶葉を使用。
個性が異なる2つのお茶は、どちらもさつまいもとの相性がよく、印象的なマリアージュが楽しめます。
煎茶は、1煎目(70〜75℃で抽出)、2煎目(80〜85℃で抽出)、1煎目と2煎目を合わせたお茶の3種類の飲み比べができて、「つぼ焼き芋が」付くセットも提供しています。
この提供方法は、さつまいも同様に煎茶のおいしさを最大限に引き出したいと考案されたのだそう。抽出温度で変化する煎茶の奥深い味わいが楽しめます。
第4次さつまいもブームと言われる昨今。さつまいもとお茶の新しい魅力を届けてくれる「OIMOcafe善福寺」に足を運んでみてはいかがですか?
おすすめメニュー
メニュー名 | 料金 |
つぼ焼き芋 | 550円〜 |
冷やし焼き芋 | 550円〜 |
冷やし焼き芋ブリュレ | 660円 |
煎茶 | 495円〜 |
煎茶×つぼ焼き芋 | 1,200円 |
基本情報
店名 | OIMOcafe善福寺(オイモカフェ ゼンプクジ) |
電話 | 03-6454-7272 |
住所 | 東京都杉並区善福寺2丁目24−8 |
アクセス | JR中央線・京王井の頭線吉祥寺駅から徒歩15分 |
営業時間 | 12:00~18:00 |
定休日 | 月・火 |
HP | https://oimocafe.com/ |