東京・日比谷の商業施設「東京ミッドタウン日比谷」の2階にお店を構える「日比谷 林屋新兵衛(はやしやしんべえ)」。京都の老舗茶舗「京はやしや」がプロデュースする日本茶カフェです。
棒茶の生みの親「三代目・林屋新兵衛」
1753年に石川・金沢で創業した「京はやしや」。その後、京都・宇治に茶園を開拓し、宇治と金沢を股にかける茶商として発展してきました。
明治時代には三代目・林屋新兵衛が茶葉の茎を焙煎した「棒茶(茎ほうじ茶)」を考案。
今や全国的に人気となった「棒茶」の元祖は「京はやしや」だと言われています。
宇治の茶師と共同でメニューを開発
「京はやしや」は2004年に東京初進出。現在は首都圏を中心に5店舗を運営しています。
「日比谷 林屋新兵衛」は2018年に「京はやしや」の新ブランドとしてオープンしました。
「日比谷 林屋新兵衛」では落ち着いた空間で本格的な宇治茶と抹茶スイーツがゆっくりと楽しめます。
お茶は宇治の茶師が丹精込めて仕上げた煎茶や玉露、抹茶などを揃えています。
注目は2021年に登場した宇治煎茶「爽奏緑茶(そうそうりょくちゃ)」。
江戸時代に誕生した煎茶の本来の味わいを再現するために、茶農家の協力のもと宇治の茶師が5年の歳月をかけて形にした渾身のお茶です。
「爽奏緑茶」は、複数の契約農家の茶園ごとに商品を展開。茶葉はブレンド(合組)せず、それぞれの茶園ならではの味わいが楽しめるのも魅力です。
こちらのお茶は喫茶メニューで提供され、店頭とECサイトで茶葉を販売しています。
抹茶パフェの元祖が提案する抹茶スイーツ
抹茶パフェの元祖としても名を馳せる「京はやしや」。
1969年に世間で流行していたパフェに抹茶を使ってみようという社長のアイデアから日本初の抹茶パフェが誕生。それ以来、抹茶を使った本格的で斬新なスイーツの数々を生み出してきました。
同店では人気の「抹茶わらびあんみつ」や「抹茶パフェ」など様々な抹茶スイーツを展開。
「抹茶葛ねり」は職人が繊細な火加減で丁寧に練り上げた逸品。滑らかな独特の食感と抹茶のおいしさが引き立った人気スイーツです。
そのほか、抹茶チーズムースとチーズスフレが2層になった「はんなりチーズケーキ」やロールケーキなどを販売しています。
伝統を守りながらも斬新なお茶やスイーツでお茶好きを楽しませてくれる「日比谷 林屋新兵衛」。駅直結でアクセスもいいのでぜひ気軽に利用してみてください。
おすすめメニュー
メニュー名 | 料金 |
濃茶パフェ | 1,650円 |
抹茶わらび餅あんみつ | 1,265円 |
古都の庭園パフェ | 1,595円 |
日本茶各種 | 770円〜 |
抹茶葛ねり(物販) | 432円 |
基本情報
店名 | 日比谷 林屋新兵衛(はやしやしんべえ) |
電話 | 03-6550-8727 |
住所 | 東京都千代田区有楽町1-1-2東京ミッドタウン日比谷 2F |
アクセス | 東京メトロ・日比谷駅直結 |
営業時間 | 11:00~22:00 |
定休日 | なし |
HP | https://kyo-hayashiya.jp/ |