日常の「ヽ(読点)」に一服いかがですか?
東京・下北沢で暖簾を掲げる「ヽ-TEN-(テン)」。2021年3月にオープンした日本茶スタンドです。
店内は一坪とわずか。限られた空間のなかで心地よく過ごすことができます。
茶箱をイメージして設計された店内。この特徴的な店舗デザインが高く評価され、優れたデザイン作品を表彰するデザイン賞「JID AWARD 2021」でインテリアプロダクト部門賞を受賞しています。
多種多様な日本茶メニューを提供
メニューは、煎茶や抹茶をはじめ、日本茶をベースにしたブレンドティーやお茶割りなど、日本茶の奥深さと面白さを体感できるラインナップ。
お店で扱うお茶は、10年以上お茶の仕事に携わってきた店主の青木真吾さんが厳選。
宮崎、鹿児島、静岡など全国の産地から店主が見つけ出したこだわりの茶葉を取り揃えています。
注目のメニューは、日本茶に季節の果実やハーブを取り入れた「オリジナルブレンドティー」。
「大葉と酢橘と釜炒り茶」や「いちごとほうじ茶」など個性的な3種類を展開しています。
どのブレンドティーもお茶の豊かな風味に、ブレンド素材の爽やかな香りや自然な甘みが絶妙に調和。香料は使用していないので、素材本来のおいしさを味わえます。
初めてお店に足を運んだ方は、3種類のブレンドティーが楽しめるメニュー「ブレンドティー三種飲み比べ」がおすすめです。
朝から夜まで様々なシーンで利用できるお店
「ヽ-TEN-」では時間帯やシーンに合わせた様々なお茶の楽しみ方を提案しています。
平日の朝限定で登場する「朝茶セット」は、今日のお茶と店主の故郷、鳥取県西部の郷土料理「いただき」がセットになったメニュー。
「いただき」は、油揚げに生米や野菜などを詰め、だし汁で炊き上げた料理。お茶は懐かしさ漂う”ポリ茶瓶”に入れて提供しています。
テイクアウトでの利用も多いという同店。おすすめは「季節の煎茶スパークリング」。
煎茶の爽やかな香りと炭酸のスッキリ感が好相性な一品です。
そして、和菓子にもご注目を。新潟「縫」の職人が作る季節の上生菓子を提供しています。
こちらはぜひ抹茶とセットで。
一日の締めはお茶割りで
夜は立ち飲み屋のような雰囲気でお茶割りも楽しめます。
下北沢で飲んだ帰りに、締めの一杯としてお茶やお茶割りを求めて訪れるお客さんも多いのだそう。
おすすめは「お茶レモンサワー」。酸を加えると赤く色づく「サンルージュ」と呼ばれる品種のお茶を使ったレモンサワーです。
また、煎茶や抹茶、ブレンドティーなどのメニューにあるお茶は、焼酎のお茶割りとして味わうことができます。
自由な発想で季節感を大切にした日本茶の楽しみ方を提案する「ヽ-TEN-」から目が離せません。
おすすめメニュー
メニュー名 | 料金 |
ブレンドティー三種飲み比べ | 900円 |
朝茶セット | 500円 |
季節の煎茶スパークリング | 600円 |
季節の上生菓子と抹茶(お薄)セット | 1,100円 |
お茶レモンサワー | 700円 |
基本情報
店名 | ヽ-TEN-(テン) |
電話 | 03-6453-2168 |
住所 | 東京都世田谷区北沢2-19-2 |
アクセス | 小田急線・下北沢駅南西口から徒歩1分 |
営業時間 | 月〜金 10:00〜終電(24:00頃) 土日祝 12:00〜終電(24:00頃) |
定休日 | 不定休(店舗インスタグラムを確認) |
SNS | https://www.instagram.com/ten.shimokitazawa/ |