江戸時代に城下町として栄え、蔵造りと呼ばれる建築様式の歴史的建造物が今も数多く残る埼玉県の川越。
情緒あふれる蔵造りの街並みを見ようと連日多くの観光客で賑わう街です。
築120年の店蔵で過ごすお茶の時間
そんな川越の中心街に位置する大正浪漫夢通り沿いにある和カフェ「1901 TEA SALON(1901ティーサロン)」。
1901年に建てられた店蔵を約5年の歳月をかけて復元・改修し、2022年4月にオープン。
非日常の空間でこだわりの日本茶と一緒に抹茶スイーツや和菓子を味わうことができます。
1階の喫茶スペースにはテーブル席(22席)を用意。
築120年の趣ある空間に、アンティークの照明や木製のインテリアが調和し、独特のレトロな雰囲気を醸し出しています。
店内には陽の光がたっぷりと差し込み、開放的で居心地の良さは抜群です。
暖かい季節はお店の外にも席が置かれ、オープンカフェのような雰囲気になります。
川越抹茶と狭山茶の魅力を発信
「1901 TEA SALON」では、地元である埼玉の狭山茶を使ったメニューを提供しています。
一番人気は「川越抹茶ババロアセット」。
埼玉県西部地区(川越市・狭山市・所沢市など)を中心とした旧河越領内の茶園で栽培された抹茶「川越抹茶」を使ったババロアと狭山茶が楽しめるセット。濃厚でクリーミーなババロアにあんことクリームをかけて味わいます。
また、2週間ごとに変わる季節の上生菓子と狭山茶が楽しめる「季節の和菓子2点セット」もおすすめ。
セットに付く狭山茶は煎茶、ほうじ茶、和紅茶の3種類の中から選ぶことができます。
煎茶は一番茶の若芽で作られた深蒸し煎茶で、狭山茶ならではのコクが魅力。なお、提供する煎茶の種類は季節によって変わります。
ほうじ茶は香り高く、渋みや苦味が少なく上品な味わいです。
そして、お茶の横で存在感を放つ鉄瓶急須にもご注目を。
こちらはフェラーリやマセラティなどの自動車のデザインも手掛けた工業デザイナーの奥山清行氏が考案した急須。
贅沢なお茶時間を演出してくれます。
2階のギャラリースペースも必見
お店の2階はギャラリースペースになっていて展示会などを開催。
1階同様に古き良き時代を思い起すような空間が広がっています。
2023年1月現在は、明治から昭和にかけて日本茶を輸出する際に茶箱に貼られていた「蘭字ラベル」を展示しています。
連日多くのお客さんで賑わう「1901 TEA SALON」。
お店の営業日は土、日、月、祝日となっています。
川越散策の際にはぜひ足を運んでみてください。
おすすめメニュー
メニュー名 | 料金 |
川越抹茶ババロアセット | 1,000円 |
季節の和菓子2点セット | 1,300円 |
季節の上生菓子セット | 900円 |
わらび餅セット | 900円 |
ぽたぽた団子セット | 700円 |
基本情報
店名 | 1901 TEA SALON(1901ティーサロン) |
電話 | 049-236-3883 |
住所 | 埼玉県川越市連雀町13-4 |
アクセス | JR川越駅から徒歩19分 |
営業時間 | 11:00〜18:00 |
定休日 | 火〜金 ※祝日は営業 |
SNS | https://www.instagram.com/1901kawagoe/ |