星野リゾートが運営する温泉旅館ブランド「界」。「王道なのに、あたらしい。」をテーマに季節の移ろい、和の趣、伝統を生かしながら現代のニーズに合わせたおもてなしを追求。その地域の伝統文化や工芸を体験する「ご当地楽」や、地域の文化に触れる客室「ご当地部屋」を提供しています。
煎茶をテーマに特別な滞在を演出
静岡・浜名湖の舘山寺(かんざんじ)温泉に位置する「界 遠州(かい えんしゅう)」は、煎茶をテーマにした温泉旅館として2013年に開業。お茶処・静岡の温泉宿であることにちなみ、開業当初からお茶を取り入れたおもてなしを展開しています。
お茶の魅力を紹介するプログラムの実施、茶葉を選んで飲み比べができる「ティーセラー」の設置、入浴前後のお茶の提供など、おもてなしの随所にお茶を活用しています。
中庭にはチャノキとツツジを植えた「つむぎ茶畑」が広がり、滞在中は様々な体験を通して、静岡とお茶の魅力を再発見できます。
壮大なパノラマが楽しめるレイクビューの客室
「界 遠州」では全客室が美しい浜名湖を望めるレイクビュー。
「ご当地部屋」は2タイプを用意。「遠州つむぎの間」は、浜松の伝統的な織物「遠州綿紬」のアイテムをふんだんに設えた客室。色鮮やかでどこか懐かしい遠州綿紬の世界が楽しめます。
また、「遠州つむぎの間 茶処リビング付き和室」は、お茶の魅力を存分に味わうことができる客室。ゆっくりと煎茶が楽しめるローソファー付きリビングと、美しい茶器を使って自由に煎茶を淹れることができるシンク付きカウンタースペースを備えています。
大浴場は趣の異なる2タイプを用意。籠に茶葉を詰めたお茶玉が浮かぶ桶型の露天風呂「華の湯」と、露天風呂と檜造りの内風呂を設えた「湖都の湯」の2つの湯処があり、男女入れ替えで利用できます。
お茶の奥深さに触れられる非日常の体験
地域の伝統文化に触れる体験「ご当地楽」は、「四季折々のお茶の魅力を再発見」をテーマに、「美茶楽(びちゃらく)」と題し、煎茶の飲み比べ体験や製茶体験など季節に合わせた様々なプログラムを用意しています。
注目は2022年2月に誕生した「美茶楽ラウンジ」。小上がりの床座スタイルのラウンジスペースでリラックスして過ごすことができます。
窓に面した席は、目の前に広がる美しい景観を眺めながらお茶を味わうことができる特等席です。
「美茶楽ラウンジ」には静岡茶の飲み比べが楽しめる「ティーセラー」を設置。静岡を代表する産地で作られた13種類の茶葉から好きなお茶を選び、ラウンジまたは客室でじっくりお茶を堪能することができます。
開放的なカウンター席では、「ご当地楽」のプログラムが開催され、夜にはお茶を使用したカクテル「おちゃけ」を味わえるくつろぎ空間となります。
四季折々の催しと上質なおもてなしで、心地いい滞在を演出してくれる「界 遠州」。次の旅先の候補としてぜひ。
界 遠州
所在地/浜松市西区舘山寺町399-1
電話番号/0570-073-011(界予約センター)
アクセス/JR浜松駅から遠鉄バス舘山寺温泉行きで約45分、浜名湖ベイストリート下車、徒歩約1分
公式サイト/https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaienshu