2021年12月、お茶割りの普及を促進し、お茶産業と飲食店を盛り上げることを目的に「一般社団法人日本お茶割り協会」が誕生しました。
お茶割り専門店「茶割」を運営するサンメレの代表・多治見智高氏、日本茶ブランド「CRAFT TEA」を運営するクラフト・ティーの代表・新谷健司氏、「四十八漁場」や「塚田農場」を運営するエー・ピーホールディングスの執行役員・横澤将司氏が共同で設立。
お茶割りがお得に飲めるサブスクリプションサービス「お茶割りPASS」の会員募集と、参加加盟店の募集を行っています。
日本お茶割り協会の設立の背景
【クラフト・ティー・新谷健司氏】
茶業を取り巻く状況は、栽培面積・生産量の減少、茶価の低迷、それに伴う後継者不足に見舞われ、急速に耕作放棄地が増加するなど、悪化の一途をたどっています。その背景には、リーフ茶(急須で淹れて飲むお茶)の需要が減ったことなどが挙げられます。
当社は「このままでは、廃業する生産者が増加し、それとともに数百年の歴史を持つお茶の生産・製造の技術が失われてしまう」という強い危機感を抱いています。
茶業を盛り上げるためには、リーフ茶の消費量を増大する必要があります。そのために、当社は今まで一般的ではなかった、さまざまなリーフ茶の売り方にチャレンジしてきました。
今回の日本お茶割り協会の立ち上げは、お茶の消費量を拡大し、日本茶業界を盛り上げるための活動の一環です。
日本お茶割協会の活動とは
「お茶割りを国民的ドリンク」をテーマに掲げ活動。「お茶割りPASS」の募集・運営をはじめ、お茶割りの普及活動やお茶割りの認知向上のための活動(イベント・大会運営など)を行います。
お茶割りPASSとは
日本お茶割り協会が運営するお茶割りのサブスクリプションサービス。
月額550 円(税込)の会員費で、同協会の加盟各社の特典(お茶割り1杯無料や何杯でも半額など)を受けられます。 1月27日現在、「茶割」各店をはじめ都内を中心に24店舗で利用可能。
加盟店募集の概要
お茶割りを提供する加盟店を募集。加盟することでお茶割りPASS会員の来店効果が見込めます。加盟店の負担は、「自社店舗に来店したお茶割りPASS会員への特典の用意」「自社店舗でお茶割りPASS会員の募集」の2点です。
詳細は下記公式サイトからご確認ください。
一般社団法人日本お茶割り協会
公式サイト https://ochawari.or.jp/