福岡県築上町にある文化財「旧藏内邸」。
明治から大正時代にかけて炭鉱王の藏内(くらうち)氏が造営した大邸宅で日本の名勝に指定されています。
藏内氏は煎茶や文人文化を好んでいたと言われ、「旧藏内邸」には煎茶好みの茶室や庭園があります。
このたび煎茶文化にゆかりのある「旧藏内邸」で「小笠原流煎茶道(おがさわらりゅうせんちゃどう)」によるお茶会「観月茶会」が開催されます。
「小笠原流煎茶道」は、兵庫県芦屋市を拠点に全国で活動している煎茶道の流派。
煎茶道文化の保存と伝承に努め、日本文化の向上と発展への貢献を目指しています。
「観月茶会」では「小笠原流煎茶道 九州総支部」による「玉露茶席(菓子付)」と「玉露茶席(菓子付)と点心席(弁当)」の席が催されます。
大広間からは美しい庭園が見え、背後の山並みからは月が上る「旧藏内邸」。
そんな場所で中秋の名月とともに「小笠原流煎茶道」の美しいお点前をお楽しみください。
イベント概要
場所:国指定名勝 旧藏内邸(福岡県築上郡築上町上深野 396 )
開催日:2023年9月29日(金)
茶席の時間:玉露茶席/第1席 17:30〜 第2席 18:10〜 玉露茶席と点心席/第3席 18:50〜第4席 19:30〜
席数:各回15席 ※茶席は椅子席もあり
料金:玉露茶席(菓子付)/一般 1,500円 小中学生 1,300円、玉露茶席(菓子付)と点心席(弁当)/ 一般 3,000円 小中学生 2,800円
申込み方法:電話での事前予約は旧藏内邸 (0930-52-2530)まで。ご希望の席と時間をお選びください。キャンセルは 9月21 日(木)17 時まで可能。以降はキャンセル料(実費)が発生します。
主催:築上町教育委員会
協力:(公財)小笠原流煎茶道九州総支部