日本茶生活は、春の日本茶イベント「東京お茶めぐり2023」を2023年5月28日(日)に東京・日本橋人形町の綿商会館で開催しました。
「日本茶、新発見。」をテーマに、日本茶との新たな出会いやお茶の多様な魅力を紹介した本イベント。
会場にはお茶の飲み比べが楽しめるテイスティングエリア、お茶について学べるワークショップエリア、お茶ファン交流ブースが登場。
個性あふれる14の出店者が集結し、鹿児島、福岡、京都、高知、静岡など日本各地のお茶をお届けしました。
当日は340名を超えるお客様が来場し、各ブースで出店者との会話を楽しみながらお茶をテイスティングいただきました。
「東京お茶めぐり2023」の会場の様子をご紹介します。
長崎県・そのぎ茶のブースでは、長崎県東彼杵(ひがしそのぎ)町の「お茶のこばやし」のそのぎ茶を日本茶ユニット「baisao_u(バイサオウ)」がお届けしました。
「南山城村の“村茶”セレクション」のブースでは、京都唯一の村「南山城村」の“村茶(むらちゃ)”が登場。南山城村の生産者「中窪製茶園」の中窪良太朗さんも会場に駆けつけ、今年の新茶を紹介しました。
鹿児島県・知覧茶のブースでは、南九州市知覧町のお茶屋「知覧農園」のお茶を鎌倉の「蕾の家(つぼみのいえ)」の女将・佐藤千佳子さんが紹介しました。
福岡県八女市上陽町の茶生産一家「八女茶 くま園」は、氷出しの煎茶、水出しの紅茶、抹茶を提供。くま園のお茶の魅力をたっぷりと味わえるブースとなりました。
川越の狭山茶専門店「松津園茶舗(まつづえんちゃほ)」のブースでは店主の松本ゆりあさんが狭山茶の新茶を紹介。入間市の生産者「池乃屋園」の池谷さんも来場し、自らお茶を振る舞いました。
静岡茶のブースでは、お茶ブランド「茶ノ春」が厳選した静岡の生産者のお茶を紹介。「しばきり園」、「駄農園」、「鈴木茶苑」の新茶をお届けしました。
高知県の仁淀川流域に広がる茶産地、佐川(さかわ)町で作れらている「さかわ茶」が登場。佐川町の生産者「村田園芸」の村田さんがブースに立ち、今年の新茶を中心に紹介しました。
ワークショップエリアでは、お茶の世界で活躍する講師陣による4つのワークショプが行われました。
福岡で日本茶専門店「蘊-on-」を運営する田代亮平さんは、八女の玉露と煎茶の飲み比べ体験を開催。ほうじ茶専門店の「KANATA HOJICHA」は、ほうじ茶に触れて、味わい尽くすをテーマにしたほうじ茶ワークショップを開催しました。
静岡を拠点にお茶の活動をしている望月希美 (お茶の日 望月)さんは、異なる形の湯呑みを使ったお茶の飲み比べ体験を通じて、茶器選びについて学べるワークショップを開催。
神楽坂のフレンチ「HASABON」のティーソムリエとして活躍する佐々木香織さんは、スイーツとお茶のペアリングが体験できるワークショップを開催しました。
会場の中央にはお茶ファン交流ブースを用意。地方番茶や宇治の水出し玉露など日本茶インストラクターの押し茶を紹介しました。
シェフ兼パティシエとして活躍している菅野智子さんが手がけるフードプロジェクト「Food Sense(フードセンス)」のお茶を使った焼き菓子も大好評でした。
次回の「東京お茶めぐり」は2024年春の開催を予定しています。
日本茶生活では2023年にいくつかの日本茶イベントを予定しているので詳細が決まり次第お知らせします。
ぜひご期待ください。
東京お茶めぐり2023
https://nihonchaseikatsu.com/tokyoochameguri2023/