新しい視点から個性的な日本茶を発掘し、発信するコンテスト「日本茶AWARD(日本茶アワード)」。
NPO法人日本茶インストラククター協会が主催し、「新たな時代に合ったお茶の発掘と創造を通じ、日本茶の幅広い魅力を世界に伝えること」を目的に開催され、2023年で10年目を迎えます。
消費者の視点も取り入れたお茶の品評会
「日本茶AWARD」では、お茶を飲む消費者や多分野のスペシャリストの視点を取り入れ、出品されたお茶の個性や魅力を引き出す新しい審査法を採用。
合組(ブレンド)茶、普通煎茶、深蒸し煎茶、烏龍茶、紅茶、ほうじ茶など様々なコンテスト部門があります。
2023年の「日本茶AWARD」には日本全国の茶業者から538点のお茶が出品。
専門審査員による一次・二次審査を経て、538点の出品茶の中から20点の「プラチナ賞」が決定。
そして、三次審査の投票により「プラチナ賞」の中から最高賞の「日本茶大賞」が決まります。
「TOKYO TEA PARTY 2023」が渋谷ヒカリエで開催
2023年11月24日(金)、25(土)、26(日)に東京・渋谷ヒカリエで「TOKYO TEA PARTY 2023」が開催。一般消費者向けに開催されるこのイベントでは「日本茶大賞」をはじめとする「日本茶AWARD」の受賞茶がお披露目され、日本茶の魅力に触れられる様々なプログラムが行われます。
会場では 「日本茶AWARD2023」の各賞受賞茶(茶葉20g入り)を販売。「プラチナ賞」受賞茶は2種類のアソートセットで数量限定です。
「プラチナ賞受賞茶ティーセミナー(予約制・有料)」は注目のテイスティングイベント。「プラチナ賞」受賞茶の中から10点のお茶をじっくりと味わえます。
今年は2つのトークショーを開催。櫻井焙茶研究所の櫻井真也氏と発酵デザイナーの小倉ヒラク氏によるトークしょー「日本茶の愉しみ」と番茶の生産者を招き、おいしい淹れ方や生産現場の今などを紹介する「番茶談話会」が予定されています。とちらも事前予約制で有料となっています。
さらに「プラチナ賞」受賞者自ら受賞茶の紹介と販売を行う「受賞茶プレゼンテーション」や日本茶の選び方などが学べるワークショップも開催されます。
各イベントの詳細と申し込みについては、日本茶AWARDの公式ウェブサイトをご確認ください。
「TOKYO TEA PARTY」イベント概要
開催日時/2023年11月24日(金)16:00〜20:00、25日(土)11:00〜20:00、26日(日)11:00〜17:00
会場/渋谷ヒカリエ 8/COURT・CUBE(東京都渋谷区渋谷2-21-1-8F)
入場料/無料(一部有料)
公式ウェブサイト https://nihoncha-award.jp
2023年「プラチナ賞」受賞茶一覧
①合組(ブレンド)茶部門
井ヶ田製茶北郷茶園(宮崎県)「日南みどり とろ吟煎」
お茶処しまだ(長崎県県)「つゆとろり」
特香園(鹿児島県)「雪ふか極 1号」
②二番茶煎茶部門
長峰製茶(静岡県)「袋井豊沢茶 丸尾製茶つゆひかり2nd」
③烏龍茶部門
お茶の千代乃園(福岡県)「矢部烏龍茶 香駿 春摘み」
④紅茶部門
鹿児島堀口製茶(鹿児島県)「カクホリ 紅茶 べにふうき」
牧之原山本園(静岡県)「ほうじ香り紅茶」
⑤後発酵茶部門
丸山園本店(東京都)「La 香寿 2023」
⑥ほうじ茶部門
椿宗善(福井県)「琥珀棒茶」
⑦萎凋煎茶部門
丸福製茶(静岡県)「丸福 つゆひかり」
⑧釡炒り茶部門
谷岩茶舗(宮崎県)「高千穂釜炒り茶 朝霧しずく」
⑨蒸し製玉緑茶部門
西海園 二瀬浩志(長崎県)「そのぎ茶 玉緑翠」
池田茶園(長崎県)「そのぎ茶 結 ゆい」
⑩普通煎茶部門
井ヶ田製茶北郷茶園(宮崎県)「みやざきおくみどり」
木村園 木村和彦(静岡県)「和 祝い茶」
⑪深蒸し煎茶部門
山喜製茶組合(静岡県)「虹の麓」
長峰製茶(静岡県)「袋井豊沢茶 池田園つゆひかり」
⑫煎茶ティーバッグ部門
西海園 二瀬浩志(長崎県)「そのぎ茶 極豊緑茶プレミアム TB」
原田茶園 茶ノ時(福岡県)「極上煎茶ティーバッグ 麗至 uruwashi」
⑬フレーバーティー部門
san grams(静岡県)浜茄子紅茶
「ファインプロダクト賞」などすべての審査結果はこちらのページをご覧ください。