煎茶道の一大イベント「第66回 全国煎茶道大会」が2023年5月20日(土)、21日(日)に京都府宇治市の黄檗山萬福寺(おうばくさんまんぷくじ)で開催されます。
「全国煎茶道大会」は毎年5月に開催される全日本煎茶道連盟加盟流派による大茶会。
萬福寺の境内で2日間に渡って全国から集結した20流派による茶席が催されます。
参加流派
5月20日(土) 羽楽流、二條流、方円流、松風流(富山)、小笠原流、東阿部流、愛茗流、静風流、三彩流
5月21日(日) 松風花月流、松月流、黄檗幽茗流、黄檗掬泉流、蕉風流、玉泉流、黄檗松風流、狭山流、美風流、三癸亭賣茶流、黄檗売茶流
黄檗山萬福寺は、中国からやってきた黄檗宗(おうばくしゅう)の開祖・隠元隆琦(いんげんりゅうき)によって1661年に創建された黄檗宗大本山の寺院。
煎茶道の祖として知られ、黄檗宗の僧侶だった売茶翁(ばいさおう)も訪れたことがある場所です。
境内にある「売茶堂」は売茶翁が祀られているお堂で、売茶翁像が安置されています。
そんな煎茶道ゆかりと地で盛大に行われる煎茶道の大茶会です。
「全国煎茶道大会」の恒例行事である献茶式。
今年は「羽楽流」と「松風花月流」によって本堂で行われます。
会場では「第37回日本煎茶工芸展」を同時開催。
一般公募により全国から集まった美しい煎茶道具の数々が展示されます。
また、境内では煎茶道で使う茶器や道具も豊富に販売しています。
「全国煎茶道大会」は、日本各地で活動する煎茶道の流派による茶席が一度に楽しめる貴重な機会。
20日(土)と21日(日)で異なる流派が参加するので二日間丸々、煎茶道の奥深い世界を体験できます。
煎茶道を習っていたり、煎茶道に興味がある方は外せないイベントです。
イベント概要
開催日時/2023年5月20日(土)21日(日)
茶席受付 9:00~15:00
献茶式 5月20日(土)11:00~ 羽楽流、5月21日(日)11:00〜 松風花月流
茶具塚献茶 5月21日(日)10:00〜 松月流
場所/黄檗宗大本山萬福寺(京都府宇治市五ケ庄三番割34)
参加費/茶券 7,500円(3席)※茶券1枚で3席参加可能、当日券は前売券の発券状況に応じて販売
茶券の事前申し込みはこちら
お問い合わせ/0774-32-1368(全日本煎茶道連盟)
公式サイト/http://www.senchado.com/