新書『お茶と権力 信長・利休・秀吉』が、2022年2月18日より全国の主な書店で販売されます。
本書は、茶を軸として織田信長・豊臣秀吉、二人の天下人の戦略を読み解いた新しい戦国史。
著者は、公益財団法人三徳庵の理事長であり、茶道文化研究において定評がある田中仙堂氏です。
室町から戦国にかけて、武士の文化として発展した「茶」。しかし、それは一方で政治のツールとしても活用されました。
プレスリリースより
なかでも信長は「名物」とされた茶道具を家臣たちに分け与えることで、自らの信頼の証とし、家臣統制に活用します。
またそれは外交のツールでもあり、茶の文化をリードした堺の商人たちと深く交わる手段でもありました。
そのなかで、信長に重用された一人が、千利休であり、信長の戦略を継承したのが秀吉だった、と著者は説きます。
では、なぜ堺の商人のなかでも後発だった利休が重用されたのか、そして秀吉の側近として盤石の地位を築いたかに思われていた利休が突然失脚したのか、本書で解説します。
書籍の概要
発行元 文藝春秋
価格 935円
ページ数 232ページ
購入ページ https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784166613304