【2023年4〜6月開催】日本各地の注目お茶イベントをピックアップ

2023年秋冬の注目お茶イベント&お茶会情報はこちらの記事をご覧ください。

2023年の春、日本各地ではお茶に関連した様々なイベントが開催されます。
その中から4月から6月にかけて開催される注目イベントを紹介。
奥深い日本茶の文化や日本文化の粋を体験できるイベントを中心にピックアップしました。
最新情報は順次更新していきますのでお見逃しなく。

目次

板橋区立郷土資料館収蔵品展「煎茶にしませんちゃ?」/東京・板橋 4月22日(土)~7月9日(日)

板橋区立郷土資料館で煎茶をテーマにした収蔵品展「煎茶にしませんちゃ?」が2023年4月22日(土)から7月9日(日)まで開催されています。

江戸時代に中山道の宿場町として栄えた板橋平尾宿。その地で名主だった「豊田家」の存在が本展に大きく関わっています。
豊田家により伝わる貴重な資料群は1997年に「脇本陣豊田家資料一括」として板橋区の有形文化財に登録されました。
その資料群の中でとりわけ異彩を放つ資料として、豊田家当主の豊田喜平治が幕末から明治時代に収集した煎茶道具類が挙げられます。

豊田喜平治は、煎茶道に造詣が深く、鐵蕉(てっしょう)の号で「鐵蕉茶寮(てっしょうさりょう)」と呼ばれる茶室を設け、煎茶趣味を通した文化サロンを江戸末期から明治にかけて形成していたとされています。
今回の展覧会では、豊田家から伝わった煎茶道具や資料を中心に展示。
板橋区立郷土資料館が収蔵する茶道具、茶書、書画を通して、煎茶文化と豊田家について紹介します。

本展では急須や煎茶碗など様々な煎茶道具の展示や煎茶文化の中興の祖と呼ばれる売茶翁高遊外(ばいさおうこうゆうがい)にまつわる展示があり、煎茶道の歴史や煎茶文化について理解を深めることができます。

煎茶道や煎茶の歴史・文化に興味がある方に大変おすすめの本展。
5月6日(土)、6月10日(土)、7月8日(土)の各日15時からは、本展を企画した板橋区立郷土資料館の学芸員さんによるギャラリートークを開催。
ぜひ参加して学芸員さんの煎茶にまつわる貴重なお話をお楽しみください。

イベント概要
会期/2023年4月22日(土)から7月9日(日)
開館時間/9:30〜17:00(入館は16:30まで)
会場/板橋区立郷土資料館2階企画・特別展示室(東京都板橋区赤塚5-35-25)
アクセス/都営三田線・西高島平駅から徒歩13分
休館日/月曜(祝祭日の場合は翌火曜が休館)
入館料/無料
公式サイト

レストラン1899お茶の水「抹茶ビアガーデン」/東京・御茶ノ水 5月10日(水)〜9月30日(土)

東京・御茶ノ水の日本茶レストラン「レストラン1899お茶の水」は、日本茶づくしのビアガーデン「抹茶ビアガーデン」を2023年5月10日(水)から9月30日(土)まで開催します。
「抹茶ビール」や「ほうじ茶黒ビール」などのお茶を使ったアルコールドリンク8種とノンアルコールカクテルの“日本茶モクテル”4種が飲み放題になり、17品のお茶料理とお茶スイーツを提供します。

注目の「抹茶ビール」は、ビールに抹茶を合わせることで、独特のまろやかさと旨味を引き出したビアカクテル。
アルコールドリンクは、日本茶ビールのほか、抹茶とレモンを合わせた「抹茶フィズ」と、紅茶リキュールとウォッカにグレープフルーツジュースを合わせた「紅茶グレイハウンド」の2種類のお茶カクテルが登場。
さらに「抹茶ハイボール」や「抹茶ワイン」、「煎茶翠(すい)ジンソーダ」が楽しめます。

アルコールの飲み放題メニューには、通常の「ビール」と「黒ビール」「ハーフ&ハーフ」や「ワイン」なども含まれます。
日本茶を使った「モクテル(ノンアルコールカクテル)」は4種類が登場。
「六煎茶モヒート」は、1899オリジナルブレンドの深蒸し煎茶「六煎茶」を使い、すっきりとした味わいがどの食事にもよく合います。
「ほうじ茶アップル」は、茶せんで点てたほうじ茶の香ばしさと、リンゴのすっきりとした甘みが楽しめるドリンクです。

お茶料理は全17品を提供。
一般的なビアガーデンの定番メニューを、お茶でアレンジした料理が揃います。
緑茶・番茶・紅茶の茶葉をそれぞれ練りこんだ3種の「お茶ソーセージ盛り合わせ」や煎茶の茶葉をたっぷり付けてから低温でじっくりとローストした「煎茶ローストビーフ」、フランスの郷土料理を和風にアレンジし茶葉を加えた「ラ茶トゥイユ」などが味わえます。

ビアガーデンの締めに、甘さ控えめのお茶スイーツも用意。
抹茶づくしの「お茶パフェ」や京都産の抹茶を使用した「濃茶ジェラートなど、こだわりのスイーツが楽しめます。

イベント概要 
開催日時/2023年5月10日(水)〜9月30日(土)17:00〜22:00 
場所/レストラン1899お茶の水(東京都千代田区神田駿河台3-4)
料金/3,500円(飲み放題120分制)料理・スイーツは別料金
予約方法/HP(https://1899.jp/ochanomizu)、電話(03-3251-1150)
※予約は 2 部制て、入店時間は17:00~18:00または19:30~20:00 
※web予約で、飲み放題料金500円割引

オチャ ニューウェイヴ フェス 2023/東京・渋谷 5月13日(土)14日(日)

2023年の新茶を祝う日本茶フェス「オチャ ニューウェイヴ フェス 2023」が2023年5月13日(土)、14日(日)に東京・渋谷の複合施設「JINNAN HOUSE(ジンナンハウス)」で開催されます。
“新茶の伝え手”として人気のお茶屋が参加し、厳選された新茶の味とストーリーが体感できる本イベント。
昨年は約700名の幅広い年代が来場し、初夏の陽気が心地よい中庭のテラスで多くの参加者が新茶を楽しみました。
今年は5つの魅力的なコンテンツを用意。
ぜひ参加して日本茶の新たな波を体感してみてください。

メイン企画の「新茶ドリンク飲み比べ“Ocha New Wave”」は、ニューウェイヴなお茶を体験させてくれる人気日本茶店やブランドが、来場者の目の前で新茶や各店のスペシャリテドリンクを提供します。
淹れ手との会話を楽しみながら個性あふれるお茶をお楽しみください。

お茶屋のラインナップ
a drop. kuramae(蔵前)
BAISA NAKAMURA(京都・宇治)
norm tea house(三筋)
SAKUU(渋谷)
Satén japanese tea(西荻窪)
TEA BUCKS(代官山)
ヽ-TEN-(下北沢)

開催日時/2023年5月13日(土)、14日(日)11:30~18:00
料金/2,000円(コイン4枚+オリジナル茶杯セット)
新茶1杯=コイン1枚、スペシャリテドリンク1杯=コイン2枚
※追加コイン1枚350円。3枚追加で1,000円 
※価格は税込

イベント概要
開催日時/2023年5月13日(土)、14(日)11:30~22:00
会場/JINNAN HOUSE(東京都渋谷区神南1-2-5)
アクセス/JR渋谷駅・原宿駅、地下鉄明治神宮前駅より徒歩8分
主催/JINNAN HOUSE
協力/CHAGOCORO

本イベントのその他のコンテンツについてはこちらの記事をご覧ください。

第3回 阪神日本茶フェス~摘みたて新茶とつくり手たち~/大阪・梅田 5月17日(水)〜22(月)

大阪の百貨店・阪神梅田本店の食祭テラスで日本茶をテーマにしたイベント「第3回 阪神日本茶フェス~摘みたて新茶とつくり手たち~」が2023年5月17日(水)から22(月)まで開催されます。

3回目を迎える「阪神日本茶フェス」。
今回は2023年の新茶を中心に各店舗のこだわりの茶葉や日本茶ドリンク、スイーツ、茶器など幅広い商品が登場します。
好評を博した前回、前々回に続き、スーパープレゼンターを務めるのは茶人の松澤康之さん。
お茶のつくり手である“茶師・茶農家・淹れ手”三者三様の技に注目しながら、新しくて楽しい日本茶の今を紹介。
飲んで、食べて、体感し、お気に入りの日本茶に出会えるイベントです。

見どころ1「合組(ごうぐみ)する“茶師”」
「お茶には三様のつくり手がいる」と語るプレゼンターの松澤さん。
茶葉を生産する“茶農家”。
その茶葉を合組(ごうぐみ=ブレンド)し、オリジナルの味を作り上げる“茶師”。
そして、彼らの思いが詰まったお茶を一杯の作品に仕上げる“淹れ手”。
それぞれの技が重なり、新しいときめきをくれるお茶が生まれます。
本イベントでは、茶葉選びとブレンドのセンスが光る“茶師”たちのお店が出店します。

見どころ2「茶葉を育てる“茶農家”とお店で表現する“淹れ手”」
茶農家たちが手塩にかけて育て上げた今年の新茶が続々到着。
日本茶の固定観念を淹れ方やアレンジで変える“淹れ手”たちの特製ドリンクも登場します。

見どころ3「新感覚のお茶やスイーツ・茶器」
見た目や味に驚きのあるニュータイプのお茶をはじめ、パフェや特濃抹茶ソフトといったスイーツ、機能美が光る茶器などが登場します。

見どころ4「飲み比べ企画とコラボイベント」
茶人たちが本当に飲んでもらいたい逸品を飲み比べられるスペースや、阪急うめだ本店で同時期に開催される「ワールド・ティー・フェスティバル2023」とのインスタコラボライブなど、見逃せないイベントが目白押しです。

出店者一覧
お茶と、暮らしと(静岡・葵区)
多田製茶(大阪・枚方)
GOKAGO(京都・東山)
mirume深緑茶房(愛知・名古屋)
松澤園(埼玉・ふじみ野)
中窪製茶園(京都・南山城村)
小林芳香園(岡山・美作)
CHABAKKA TEA PARKS(神奈川・鎌倉)
TEA BACKS(東京・恵比寿) 
お茶の泉園(熊本・八代市泉町) 
長谷川製茶(静岡・牧之原) 
中島製茶本舗(福岡・八女) 
Chabacco(静岡・掛川)」 
NOT TEA(東京・港区) 
雲ノ茶カフェ×笹屋昌園(京都・清水三年坂) 
道の駅 お茶の京都みなみやましろ村(京都・南山城村)
茶雑菓(東京・品川)

今回の出店者の商品が購入できるECサイトがオープン。こちらもぜひチェックしてみてください。

イベント概要
会場/阪神梅田本店1階食祭テラス(大阪府大阪市北区梅田1-13-13)
日時/2023年5月17日(水)〜22(月)10:00~20:00
公式サイト https://web.hh-online.jp/hanshin/contents/str/20230517.html

第66回 全国煎茶道大会/京都・宇治 5月20日(土)21日(日)

煎茶道の一大イベント「第66回 全国煎茶道大会」が2023年5月20日(土)、21日(日)に京都府宇治市の黄檗山萬福寺(おうばくさんまんぷくじ)で開催されます。

「全国煎茶道大会」は毎年5月に開催される全日本煎茶道連盟加盟流派による大茶会。
萬福寺の境内で2日間に渡って全国から集結した20流派による茶席が催されます。

「全国煎茶道大会」の恒例行事である献茶式。
今年は「羽楽流」と「松風花月流」によって本堂で行われます。 

会場では「第37回日本煎茶工芸展」を同時開催。
一般公募により全国から集まった美しい煎茶道具の数々が展示されます。
また、境内では煎茶道で使う茶器や道具も豊富に販売しています。
「全国煎茶道大会」は、日本各地で活動する煎茶道の流派の茶席が一度に楽しめる貴重な機会。
煎茶道を習っていたり、煎茶道に興味がある方は必見のイベントです。

イベント概要
開催日時/2023年5月20日(土)、21日(日)
茶席受付 9:00~15:00
献茶式 5月20日(土)11:00~ 羽楽流、5月21日(日)11:00〜 松風花月流 
茶具塚献茶 5月21日(日)10:00〜 松月流     
場所/黄檗宗大本山萬福寺(京都府宇治市五ケ庄三番割34)
参加費/茶券 7,500円(3席)※茶券1枚で3席参加可能、当日券は前売券の発券状況に応じて販売
茶券の事前申し込みはこちら
お問い合わせ/0774-32-1368(全日本煎茶道連盟) 
公式サイト/http://www.senchado.com/

参加流派
5月20日(土) 羽楽流、二條流、方円流、松風流(富山)、小笠原流、東阿部流、愛茗流、静風流、三彩流
5月21日(日) 松風花月流、松月流、黄檗幽茗流、黄檗掬泉流、蕉風流、玉泉流、黄檗松風流、狭山流、美風流、三癸亭賣茶流、黄檗売茶流

東京お茶めぐり2023/東京・日本橋 5月28日(日)

日本茶生活は、春のお茶フェスタ「東京お茶めぐり2023」を2023年5月28日(日)に東京・日本橋人形町の綿商会館で開催します。
「日本茶、新発見。」をテーマに、日本茶との新たな出会いやお茶の多様な魅力をお届けする本イベント。
会場にはお茶の飲み比べができる7つのテイスティングブースと、お茶について学べる4つのワークショップブースが並びます。

テイスティングブースには鹿児島、長崎、福岡、高知、京都、静岡、埼玉という7つの産地から届いた多種多様なお茶が集結。
産地、生産者、製法、品種の違いによって生まれる奥深い日本茶の味わいをじっくりと楽しむことができます。
各テイスティングブースでは茶葉も販売。
2023年の新茶をはじめ、東京ではなかなか手に入らない貴重なお茶など様々な種類のお茶が登場します。

ワークショップの講師を務めるのは4名のお茶のプロフェッショナル。
日本茶について楽しく学べる4つのワークショップをお届けします。
また、会場には「お茶ファン交流ブース」も設置。
お茶を飲みながら参加者同士の交流もお楽しみいただけます。
新しい発見に満ちあふれたテイスティングとワークショップに参加し、ぜひお気に入りのお茶を見つけてください。


イベント概要
開催日時/2023年5月28日(日)11:00〜17:00
会場/綿商会館6階(東京都中央区日本橋富沢町8−10
アクセス/東京メトロ日比谷線・都営浅草線 人形町駅から徒歩4分、都営新宿線 馬喰横山駅から徒歩4分、JR総武線 馬喰町駅から徒歩6分
参加費/入場無料
テイスティングチケット(5枚セット) 前売り 1,000円、当日 1,300円
ワークショップチケット 1,500円
チケットサイト/https://tokyoochameguri2023.peatix.com/

出店者やワークショップなどイベントの詳細はこちらをご覧ください。

kita.marche  お茶とお菓子と本/横浜・馬車道 6月18日(日)

横浜・馬車道にある本屋「LOCAL BOOK STORE kita」で2023年6月18日(日)にお茶とお菓子と本をテーマにしたマルシェ「kita.marche  お茶とお菓子と本」が開催されます。

「kita.marche」は「LOCAL BOOK STORE kita」が主催し、パンとコーヒーと本をテーマに2021年から開催されている人気マルシェです。
今回は新茶の季節に合わせて、日本茶、紅茶、中国茶、ハーブティーといったお茶の専門店とお菓子のお店が出店。本を読む時間にぴったりの、おいしいお茶とお菓子に出会えるマルシェスタイルのイベントです。

会場では産地を巡っているお茶のプロの話を聞き、テイスティングしながら、お好みのお茶を見つけることができます。
お菓子は、お茶の種類に合わせて組み合わせを楽しめる和菓子やクッキー、スコーン、シフォンケーキなどが並びます。

出店者】
日本茶・紅茶・中国茶・ハーブティー・お菓子など

・一煎 ISSEN
・茶しごと
・さとうち
・和紅茶専門店レインブラントティー
・TEA PHILOSOPHY CHABAKO TEAROOM ART &CRAFT
・中国茶専門店 茶風
・茶海堂
・KASIMORI 菓子守
・サンドイチ
・オーガニックハーブティー専門店 Natural Tea Life
・あいうえおかし
・つしま大石農園×HACHIDORI COFFEE  
※各店で茶葉を販売。試飲も可能

イベント概要
開催日時/2023年6月18日(日)11:00〜15:00
会場/LOCAL BOOK STORE kita.
住所/横浜市中区北仲通3-33 mass×mass関内フューチャーセンター
アクセス/みなとみらい線馬車道駅6番出口より徒歩3分、JR・市営地下鉄関内駅北口より徒歩10分
主催/LOCAL BOOK STORE kita. 
協力/パンとコーヒーマルシェ 
イベント詳細/https://note.com/kita_books/n/nd4917a867c4a


お茶以外の出店者の情報などイベントの詳細はこちらをご覧ください。

湯呑茶碗 – 日本人がこよなく愛したやきもの/滋賀・信楽 3月11日(土)〜6月25日(日)

日本有数のやきものの町として知られる滋賀・信楽にある陶芸専門美術館「滋賀県立陶芸の森 陶芸館」で、特別企画展「湯呑茶碗 – 日本人がこよなく愛したやきもの」が2023年3月11日(土)から6月25日(日)まで開催されます。

お茶の時間に欠かせない道具のひとつ、湯呑茶碗。日本各地の名所や名物を意匠にした湯呑茶碗は、旅情が味わえる土産物として親しまれてきました。
そんな湯呑茶碗に焦点を当てた本展では、明治末期から昭和前期にかけて作られた個性豊かな約270点の湯呑茶碗を紹介。沖縄・九州から近畿、東海、北海道まで、地域性あふれる名品が展示されます。

会期中は湯呑茶碗に関連した様々な催しも開催。
3月25日(土)、26日(日)、4月8日(土)・9日(日)には館内で近江茶のテイスティングも企画されています。


イベント概要
場所/滋賀県立陶芸の森 陶芸館(滋賀県甲賀市信楽町勅旨2188-7)
会期/2023年3月11日(土)~6月25日(日)
開館時間/9:30~17:00(入館16:30まで)
休館日/月曜
観覧料/一般550円(440円)高大生410円(330円)中学生以下無料
※( )内は20人以上の団体料金 ネット割引券利用で10%オフ
公式サイト/https://www.sccp.jp/
主催/滋賀県立陶芸の森

※イベント終了 東京キモノショー2023/東京・日本橋 3月24日(金)〜26(日)

毎年春に開催される日本最大級の着物イベント「東京キモノショー」が2023年3月24日(金)、25(土)、26(日)の3日間に渡り、東京・日本橋人形町界隈の22会場で同時開催されます。

今年のテーマは「きものタイムカプセル」。多彩な着物のコーディネートが並ぶ「キモノスタイル展」のほか、和装小物などの手作り体験ができる「ワークショップ」、過去最大の出展者数となる80社のブースが出店する「和マルシェ」など、様々な催しが開かれます。

「和マルシェ」では、SNSで人気のお店から、若手クリエーターのトライアルショップまで、着物に関する新商品やアウトレット品が多数販売されます。
さらに、イベントステージでは会期中、様々なゲストによる着物をテーマにしたトークショーやパフォーマンス、ショーが開かれます。

そんな「東京キモノショー」では抹茶と煎茶のお茶会が開催されます。
今回は抹茶「遠州流茶道 東京支部」と煎茶「小笠原流煎茶道」が参加。
会場では「小笠原流煎茶道」の家元嗣の解説とともに煎茶道の体験が楽しめます。

お茶会は会期中、毎日(11時~17時)に6~8回開催。
会場は綿商会館4階です。
東京キモノショーの入場料とは別に茶席料1,000円がかかります。
お茶席は当日会場にてお申込みください。

お茶会の日程
3月24日(金) 遠州流茶道 東京支部
3月25日(土)、26日(日)日本茶のある暮らし委員会・小笠原秀邦(小笠原流煎茶道)


イベント概要
開催日時/2023年3月24日(金)~26日(日)10:00~18:00 
開催場所/東京都中央区日本橋人形町問屋街界隈 
メイン4会場
サンライズビル(東京都中央区日本橋富沢町 11-12)
綿商会館(東京都中央区日本橋富沢町 8-10) 
田源ビル(東京都中央区日本橋堀留町 2-3-8) 
ブルーミング中西(中央区日本橋人形町 3-2-8)
その他、サテライト18会場
入場料/当日1,500円 前売1,000円 ※高校生以下無料
チケット/https://t.livepocket.jp/e/tks2023
公式サイト/https://tokyokimonoshow.com/
主催/東京キモノショー2023実行委員会

※イベント終了 没後190年 木米/東京・六本木 2月8日(水)〜3月26日(日)

江戸時代後期の京都を代表する陶工にして画家でもあった文人、木米(もくべい・1767~1833)。
その木米の没後190年の節目を記念した展覧会「没後190年 木米」が2023年2月8日(水)から3月26日(日)まで、東京ミッドタウンのサントリー美術館で開催されています。

木米は古陶磁を熱心に研究して作陶に臨み、その作品は優れた煎茶器や茶陶など多岐にわたります。現代の急須づくりに影響を与えたと言われる名作急須も残しています。

50代後半から精力的に描いていたと言われる絵画は自由奔放な作風が魅力。
本展は当時の文人たちが憧れた木米の個性あふれる屈指の名品を、陶磁、絵画、文献資料に至るまで一堂に紹介する貴重な機会です。
文人趣味や煎茶道、茶器に関心がある方はぜひご観覧ください。


イベント概要
会期/2023年2月8日(水)〜2023年3月26日(日)
会場/サントリー美術館(東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3階)
時間/10:00〜18:00 ※金・土および2月22日(水)、3月20日(月)は20:00まで開館
※いずれも入館は閉館の30分前まで
休館日/火曜(3月21日は18:00まで開館)
お問い合わせ/03-3479-8600(サントリー美術館)
公式サイト/https://www.suntory.co.jp/sma/

※イベント終了 一人一席「春のティーパーティー」/東京・府中市 4月1日(土)

お茶の普及活動を行うNPO法人「現代喫茶人の会」は、2023年4月1日(土)にお茶イベント【2023年度 一人一席「春のティーパーティー」】を東京都府中市の「府中市郷土の森博物館 敷地内」で開催します。

個性豊かな席主による7つの茶席が用意され、煎茶や玉露、和紅茶などの日本茶をはじめ、 様々な中国茶や世界各地のお茶が楽しめる本イベント。

緑に囲まれた開放的な広場で体験する茶席は格別です。
ぜひ気軽に参加してみてください。

茶席
・中国茶Cyabi(ちゃび)/ 川上美加 
・日本中国茶普及協会 / 藤田朋子・佐藤正夫
・和紅茶飲み比べ / 川本久美子
・釜炒り茶カフェ 月と木星 / 月台 -yuetai-
・味覚茶屋 / 田丸敦子・高田志乃
・紅茶占いをやってみませんか / atelier amabie(アトリエアマビエ)
・天晴茶龍でお茶しましょ / プリンセス天晴


イベント概要
開催日時/2023年4月1日(土)11:00~15:00 ※雨天の場合は古民家と本館前での開催となります。
会場/府中市郷土の森博物館 敷地内(東京都府中市南町6-23)
※ 雨天時は古民家と本館前で開催
アクセス/南武線・武蔵野線 府中本町駅から徒歩20分、京王線・南武線 分倍河原駅から徒歩20分、西武多摩川線 是政駅から徒歩20分、バスの場合は府中駅・府中本町駅・分倍河原駅から保健センター行き「郷土の森」下車
参加費/1席300円(5席 1300円)※事前予約は必要ありません。当日、受付で茶券をお買い求めください。
お問い合せ/jtcnpo@gmail.com
公式サイト/https://sites.google.com/site/jtcnpo

※イベント終了 番茶コレクション2023 in 銀座/東京・銀座 4月5日(水)〜11日(火)

一般社団法人日本茶アンバサダー協会は、番茶をテーマにしたイベント「番茶コレクション2023 in 銀座」を東京・銀座の松屋銀座で2023年4月5日(水)から11日(火)まで開催します。
番茶の試飲会と商品販売が行われる本イベント。高知の「碁石茶」や奈良の「天日干し番茶」、岡山の「美作番茶」など個性あふれる7社の番茶が楽しめます。

日本人の生活に寄り添い、日常のお茶として日本の健康と文化を支えてた番茶。
新たに番茶作りに取り組む動きがある一方で、古くから伝わる土地の名前を冠している番茶の多くは作り手が減少し、地域によっては継承の瀬戸際にいると言われています。
そんな“懐かしくて新しい番茶”にスポットを当てて魅力を発信し、ファンづくりを目的に「番茶コレクション2023 in 銀座」は開催されます。

「嘉兵衛本舗」の番茶製茶風景

4月5日(水)、6日(木)は埼玉県春日部市のお茶屋「お茶のおづつみ園」が2021年にオープンした「お茶とパンの店 téPle(テプレ)」が首都圏初出店。
朝11時から同店の人気商品「山食パン」を限定20巾(各日)で販売(先着順)します。
番茶とさくら緑茶もテイクアウトメニューで登場。パン=コーヒーの概念を覆すというパンの番茶のマリアージュをお楽しみください。

「お茶とパンの店 téPle」のパン

出展社・試飲会スケジュール
4月5日(水)6日(木)11:00~19:00「お茶とパンの店 téPle」※出展者来場
4月7日(金)11:00~19:00「三年番茶」宮崎茶房(宮崎)※日本茶アンバサダープレゼンテーション
4月8日(土)11:00~18:00「天日干し番茶」嘉兵衛本舗(奈良)※出展者来場
4月9日(日)10(月)11:00~19:00「美作番茶」海田園黒坂製茶・小林芳香園(岡山)※出展者来場
4月11日(火)11:00~18:00「碁石茶」大豊町(高知)、「釜炒り番茶」駄農園(静岡)※日本茶アンバサダープレゼンテーション
※日本茶アンバサダープレゼンテーションの日は「一般社団法人日本茶アンバサダー協会」の日本茶アンバサダーがお茶を振る舞います。
※時間など変更の可能性あり


イベント概要
開催日時/2023年4月5日(水)~11日(火)10:00〜20:00(日曜は19:30閉店)※商品販売は営業時間中は実施
会場/松屋銀座 地下1階食品売り場銘店ギフト内(東京都中央区銀座3-6-1)
入場料/無料
主催/一般社団法人日本茶アンバサダー協会
イベントの詳細はこちら

※イベント終了 第28回 駿府各流大茶会/静岡・静岡市 4月5日(水)〜10日(月)

静岡県内で活動する抹茶と煎茶の10流派が参加する茶会「第28回駿府各流大茶会」が2023年4月5日(水)から10日(月)まで静岡伊勢丹で開催されます。

会期中は1日4席、6日間で全24席が開かれます。
煎茶道の席は、黄檗弘風流や静風流など4流派、抹茶の席は表千家や裏千家など、6流派が参加。

お茶会では、焼津市大井川の地下100メートルから汲み上げられた南アルプスの水でお茶を使用します。
全ての茶席に椅子席が用意されているので、お茶会が初めての方や正座が苦手な方でも気軽に参加できます。
ぜひこの機会に煎茶道の茶席を体験してみてください。


イベント概要
開催日時/2023年4月5日(水)〜10日(月)10:00〜16:00(受付終了15:30)
会場/静岡伊勢丹8階 大催事場(静岡市葵区呉服町1-7)
呈茶券/3席券 当日券3,300円、前売券3,000円、1席券 当日券のみ1,200円
特別割引券(対象:高校生以下・外国人)600円(1席)※当日のみ販売
参加流派
抹茶 有楽派実相、裏千家、江戸千家、表千家、宗徧流、大日本茶道学会
煎茶 黄檗弘風流、小笠原流煎茶道、皇風煎茶禮式、静風流

※イベント終了 第40回 金谷茶まつり/静岡・島田市 4月8日(土)9日(日)

静岡有数の茶どころとして知られる静岡県島田市金谷で2年に一度開催される「金谷茶まつり」。
今年は2018年以来、5年ぶりに2023年4月8日(土)、9日(日)に開催されます。

新茶の季節の到来を告げる「金谷茶まつり」の最大の見どころは「茶娘道中」と「茶娘合同踊り」。
JR金谷駅前通りをはじめ市内各所で茶摘み衣装をまとった茶娘たちが華麗な踊りを披露します。
また、勇ましい掛け声や踊りを披露しながら屋台を引き回す「屋台道中」と力強い川越し太鼓の演奏「金谷大井川川越し太鼓」も必見です。
JR金谷駅近くの「おもてなし広場」では、お茶の手揉み実演やお茶の試飲サービス、地場産品の販売、ミニ製茶機の実演などが開催されます。

静岡県島田市金谷は、お茶の博物館「ふじのくに茶の都ミュージアム」やお茶に関する国の研究機関、茶問屋、製茶機械メーカーが集積し、明治時代以降、長年に渡って茶産業の発展を支えてきた由緒ある場所。

そんな金谷の茶業の発展を願い、1952年にはじまった「金谷茶まつり」。
「金谷茶まつり」の風物詩である「茶娘踊り」は、伝統芸能として継承され、大勢の茶娘による茶娘踊りは国内で唯一です。
ぜひお茶の町の歴史と伝統を体感してみてください。


イベント概要
開催日/本祭日 2023年4月8日(土)、9日(日)
前夜祭 2023年4月7日(金)
※予備日 2023年4月16日(日)(8日、9日両日中止の場合)
場所/島田市金谷(JR金谷駅前通り及びその周辺)
アクセス/東海道線JR金谷駅からすぐ、東名高速道路「相良・牧之原IC」から車で約15分、国道1号バイパス「大代IC」から車で約10分
公式サイト/http://www.chamatsuri.com/

※イベント終了 YUITOまつり 日本のお茶づくし2023 ・春/東京・日本橋 4月29日(土)

春の日本茶イベント「日本のお茶づくし2023・春」が2023年4月29日(土)に、東京・日本橋の商業施設「YUITO」で開催されます。
YUITO日本橋室町野村ビル 野村不動産株式会社主催のもと、日本茶生活が企画する本イベント。昨年の6月、11月の開催に続いて今回で3回目を迎えます。

今回は毎回大好評の「日本のお茶飲み比べ体験」に加え、日本茶セミナー「日本茶インストラクターによる春のお茶講座」を同時開催します。

【日本のお茶飲み比べ体験】
メイン企画の「日本のお茶飲み比べ体験」には静岡、愛媛、鹿児島、京都など日本各地から多種多様なお茶が集結。
バラエティ豊かな6つのブースをまわり、それぞれのブースで2種類のお茶が味わえる飲み比べ体験です。
各ブースでは日本茶インストラクターを中心としたお茶の淹れ手が、お茶の魅力や生産者のストーリーと共に感動の一杯をお届けします。

出店ブース
① 静岡ブース/マルヒデ岩崎製茶 & ひらの園
1959年創業の静岡市の製茶問屋「マルヒデ岩崎製茶」。ほのかな桜葉の香りが楽しめる煎茶「まちこ」や蔵出し茶をご紹介します。栽培から製茶、販売までを自園で一貫して行う掛川市の茶農家「ひらの園」。豊かな旨味とコクが特徴の深蒸し煎茶などのお茶に加え、自園で栽培したイチゴや干し芋も登場します。

② 愛媛ブース/脇製茶場 & baisao_u
日本茶インストラクター2人組による日本茶ユニット「baisao_u(バイサオウ)」が、愛媛県四国中央市の銘茶「新宮茶(しんぐうちゃ)」をご紹介します。お茶の生産者は、自然と共生しながら無農薬栽培でお茶作りをしている「脇製茶場」。四国山地の山間地域で育つ「新宮茶」は、力強い香りが魅力のお茶です。


③ 鹿児島ブース/知覧茶コーディネーター 川口塔子
知覧茶コーディネーターとして活動する川口塔子さんがお届けするのは、鹿児島県南九州市の茶農家・永山和博さんが生産した「走り新茶」。
4月に採れたばかりのシングルオリジンの新茶です。お茶のお供として鹿児島の「寒干し大根」の漬物4種類もご用意。川口塔子による知覧茶や新茶にまつわるレクチャーも必見です。


④ 京都ブース/おちゃはかせ
”日本茶着ぐるみYoutuber”として京都を中心に活動中の「おちゃはかせ」がやってきます。
「おちゃはかせ」は京都でお茶の栽培や販売も手がける人気のお茶キャラ。イベントでは旨味と香りが自慢の「てん茶」や「和紅茶」といった京都産のお茶を紹介。日本茶カードゲームなどのオリジナルグッズも販売します。

⑤ 三重ブース/三重テラス
三重の特産品を中心に約1500商品を展開する三重県のアンテナショップ「三重テラス」。三重県はお茶の生産量が全国3位の一大茶産地です。今回のイベントでは「三重テラス」が厳選した伊勢茶をご紹介。四日市の「マルシゲ清水製茶」のかぶせ茶や松阪市の「深緑茶房」の深蒸し茶といった甘みが凝縮されたお茶をお楽しみいただけます。

⑥ 長崎ブース/離島百貨店
日本各地にある離島の特産品を販売するアンテナショップ「離島百貨店」。離島ならではの個性的なお茶も販売しています。その中から今回は長崎県の対馬で紅茶作りをしている「つしま大石農園」の和紅茶をご紹介。フルーティーな香りと蜜のような甘さが人気の紅茶です。さらに五島列島の一つである福江島の「五島茶」もお届けします。

【日本茶インストラクターによる春のお茶講座】
日本茶に関する専門的な知識や技術を持つ「日本茶インストラクター」による日本茶講座。
どんな方もお茶について楽しく学べる2つのセミナーを開催します。

セミナーA 「おいしい日本茶の”見つけ方”講座」
講師 小澤史央(日本茶インストラクター)
気分やシーンに合わせたお茶の選び方やお茶を購入する際のポイントなど、お茶選びのコツをレクチャー。お茶のある暮らしが楽しくなる日本茶の基礎知識も学べます。

セミナーB 「おいしい日本茶の”淹れ方”講座」
講師 門脇真理(日本茶インストラクター)
茶器を使って自身でお茶を淹れて学ぶ実践セミナー。抽出温度によるお茶の味の変化を体感し、自分好みの味や香りのお茶を淹れるための大切なポイントを学びます。


イベント概要
開催日時/2023年4月29日(土)11:00~17:00 
場所/東京都中央区日本橋室町2-4-3(東京メトロ三越前駅直結、JR新日本橋駅徒歩3分)
参加費/日本のお茶飲み比べ体験 500円 日本茶インストラクターによる春のお茶講座 500円
主催/YUITO日本橋室町野村ビル 野村不動産株式会社
企画・運営/有限会社ハートフルクリエーション・日本茶生活合同会社

チケット情報
【Peatix】
日本のお茶飲み比べ体験  https://nihonbashijapanesetea-202304event.peatix.com/
日本茶インストラクターによる春のお茶講座   https://ochakouza-202304.peatix.com/
※当日券も販売予定ですが、チケットの枚数には限りがありますので前売り券の購入がおすすめです。

ブース情報などのイベントに関する詳細はこちらをご覧ください。

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